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ランディングページとは? WEBマーケティングでの役割とその使い方

ビーズクリエイトの伊藤です。
お客様から「WEBサイトを作りたいが予算を抑えたい」というご相談をいただくことがあります。その中でランディングページの制作を希望されるケースは少なくありません。
ただし、費用を抑えるためだけにランディングページを選択することはあまりおすすめできません。それが依頼者のマーケティングに合致していない選択肢になる場合が考えられるためです。
今回はランディングページの役割と、そのメリット・デメリットについて紹介します。

そもそもランディングページ(略称だとLP)とは、WEBマーケティングで広く使われる手法の一つです。
何ページもあるようなWEBサイトと違って、ランディングページは1ページだけを作り込んだWEBサイトといったもので、「特定の目標を達成したい」という明確な目的がある場合に効果的なWEBサイトとして使われています。

ランディングページのメリット

コストが抑えられる

通常のWEBサイトのように数十のページを作成する必要がないため、それだけ制作費用を削減できます。
また、必要に応じて簡単に修正や更新ができるため、長期的にもコストを管理しやすいという利点があります。

情報が絞って伝えやすい

ランディングページは1ページしか作らない観点から、1つの商品・サービスの紹介と振り切った内容の構成になります。
そのため、サイトの訪問者が迷わずに必要な情報にたどり着けるよう、内容がシンプルにまとめる傾向があるため、短時間で魅力を伝えやすく購入や問い合わせなど、次の行動への誘導も繋げやすくできます。

短期間で公開できる

1ページのみの制作となるため構造がシンプルで、普通のWEBサイトよりは短期間での制作が行えます。
ただし、依頼先の制作会社やどういうLPを作るかで日数は結構変わりますので注意ください。

ランディングページのデメリット

情報量に制限がある

ランディングページは1ページに情報を集約する形式のため、伝えられる内容が限定されます。
あれもこれもと欲張って多くの情報を盛り込みすぎると、かえって訪問者が混乱して問い合わせや購入のアクションに繋げづらくなります。
そのため、伝える内容を厳選する必要があり、複数の商品やサービスの同時に紹介する場合には不向きです。
こうした理由から会社紹介用のWEBサイトを求めてランディングページを選ぶことはおすすめできません。

SEOに弱い

ランディングページは、検索エンジン最適化(SEO)の観点では不利な場合があります。
1ページしか作らないことと上述のように内容を増やすことが難しいため、複数の検索されそうなキーワードに対応することが難しくなります。
結果的に想定していなかったキーワード検索からサイトに訪問してくれた、というケースも減ることになります。
ランディングページのみでWEB上の集客は完結できないため、別途でSNSでの発信やQRコード付きのチラシ配布などが重要になってきます。

長期的な運用には不向き

ランディングページは1つの商品・サービスなどの魅力を伝えて問い合わせなどに繋げることを目的に使うケースがほとんどです。
概ね売上創出のための宣伝ページとなるため、商品やサービス自体に流行り廃りがあったり、客層の変化が激しい市場であれば、一度ランディングページを作ったらずっと使えるというわけにはいきません、
ランディングページは短~中期的なWEB上での宣伝場所という割り切りが必要になってきます。

WEBマーケティングでのランディングページの役割と使い方

ランディングページのメリットとデメリットは伝わったでしょうか?
基本的にランディングページに訪れた人に具体的な行動を促すことを目的とした宣伝場所となります。
商品の購入やサービスの問い合わせ、資料請求などに繋げるためにランディングページが活用されます。
以下にランディングページの代表的な役割とその使い方を挙げてみます。

商品やサービスの販売促進

ランディングページは、特定の商品やサービスを集中的にプロモーションする場として活用されます。1ページで訪問者が知りたいことを載せて『もっと知りたい・欲しい』と思わせることを目指します。
上述のとおりWEB検索でランディングページが上位に出すことは難しい場合が多いため、別途にWEB広告やSNSなどでしっかり告知をしてランディングページに誘導することで効果が期待できます。

お問い合わせや資料請求の増加

訪問者が興味を持った際に、気軽に連絡や資料請求ができる仕組みを提供するのもランディングページの特徴です。
1ページ内で知りたい情報を見せて、訪問者の次の行動ハードルを下げるためにランディングページの最下部などにお問い合わせフォームがあるのはそのためです。
より細かく問い合わせの分析を行うなら、ランディングページから送られるメールは専用のアドレスで受信すると良いです。

キャンペーンやイベントの告知

期間限定のキャンペーンやイベントを告知する際にもランディングページは有効です。
キャンペーン内容をわかりやすく伝え、申し込みボタンを設置することで、訪問者をスムーズに行動へ誘導できます。
例え今の事業にWEBの活用が少ない企業でも、QRコード付きのチラシを対面で配ることでランディングページを見て行動を起こす層がいることは期待できます。
(24年時点でのスマートフォンの普及率は約98%と言われています)

ランディングページは短期的なキャンペーンや商品のプロモーションなど、明確な目標がある場合には非常に効果的です。
低コストで制作でき、短期間で公開が可能な一方で、情報量やSEOの面で制約があるため、使用する場面を慎重に選ぶ必要があります。
ただし、上述のような使い方をするためのWEBサイトのため、『コストを抑えて作りたいからランディングページを選ぶ』ことは方向性が違う可能性があるという点も伝えられたでしょうか。
包括的に会社や事業を紹介したい場合、コストを掛けてちゃんとしたWEBサイトを作ることがベストという場合は多いです。
LPがどういったものかを踏まえて、改めて予算感とどういうWEBサイトが必要かという検討の材料になれば幸いです。



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