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マーケティング

Google Analytics カスタムレポートの活用方法③

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こんにちは!
ビーズクリエイトの丸山です。
今日は前回に引き続きGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)のカスタムレポートついて書いてみたいと思います。

※前回の記事はこちらから、前々回の記事はこちらから

Google Analyticsのカスタムレポートは、デフォルトのレポートでは見えにくい特定のデータを視覚化しやすくするための強力なツールです。
これを利用することで、あなたのビジネスに特化した深い洞察を得ることができます。
ここでは、いくつかの具体例を挙げて、カスタムレポートの作成方法とその活用方法について説明します。

【おさらい】1. カスタムレポートの作成手順

Google Analyticsにログイン、ダッシュボードにアクセスします。
「カスタムレポート」セクションに移動: メニューの「ユーザー定義」タブを選択し、「カスタムレポート」に進みます。
新しいカスタムレポートを作成: 「+ 新しいカスタムレポート」をクリックして、レポートの名称や内容を設定します。
メトリクスとディメンションの選定: 分析したい特定の指標(メトリクス)とその指標を分類するためのカテゴリー(ディメンション)を選びます。

2. 具体例7:デバイス別ユーザー行動分析レポート

GoogleAnalyticsカスタムレポート
設定
レポート名: デバイス別ユーザー行動分析レポート
ディメンション: デバイスカテゴリー、モバイルデバイス情報、オペレーティングシステム
指標:セッション、平均セッション時間、ページ/セッション、直帰率、コンバージョン率

活用方法
このレポートでは、以下を分析できます。

  • スマートフォン、タブレット、PCなど、デバイス毎にユーザー行動に違いがないか分析し、それぞれのデバイスに最適化されたウェブサイト体験を提供する
  • 特定のデバイスでコンバージョン率が低い場合、その原因を突き止め、改善策を検討する

3. 具体例8:コンテンツ効果測定レポート

GoogleAnalyticsカスタムレポート
設定
レポート名: コンテンツ効果測定レポート
ディメンション: ページ、ページタイトル、ランディングページ
指標:ページビュー数、平均ページ滞在時間、直帰率、コンバージョン率

活用方法
このレポートでは、以下を分析できます。

  • どのコンテンツが最も閲覧されているか、滞在時間が長いかを把握し、ユーザーの関心を集めるコンテンツの特徴を分析する
  • 直帰率の高いページを見つけ、コンテンツの改善や内部リンクの設置などにより、ユーザーの回遊率向上施策につなげる

4. 具体例9:ページパフォーマンスレポート

GoogleAnalyticsカスタムレポート
設定
レポート名: ページパフォーマンスレポート
ディメンション: ページタイトル、ページURL、コンテンツグループ
指標:ページビュー、平均ページ滞在時間、離脱数

活用方法
このレポートでは、以下を分析できます。

  • どのページが多くのトラフィックを集めているかを確認
  • ユーザーがどこで離脱しているかを理解する

まとめ

Google Analyticsのカスタムレポートは、ビジネスの特定のニーズに合わせた詳細なデータ分析を可能にします。
これらのレポートを作成し活用することで、マーケティングや運営に関する意思決定をデータ駆動で行い、効果的な最適化を進めることができます。
初めは基本的なメトリクスとディメンションの理解から始め、徐々に複雑なカスタムレポートを取り入れていくことで、より精緻な分析が可能になります。
次回もカスタムレポートをお伝えします。

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