WEBを活用した採用戦略で年間635件のエントリーを獲得!
こんにちは、高橋です。
私たち唐沢農機サービスは、従業員約30名という小規模ながらも、昨年は全国から635名の採用エントリーを獲得しました。
この成功は、緻密に計画されたWEBマーケティング戦略が大きく寄与しています。
今回は、その成功の秘訣を皆さんにも共有したいと思います。
採用情報の充実
多くの企業がオンラインで求人情報を掲載する現代において、どのようにして自社の求人を際立たせるかは一つの大きな課題です。
私たちは以下の三つの戦略を中心に、採用サイトに大量の情報を載せることを実施しています。
1. 職種ごとの多様な表現
同じ職種であっても、その役割や特性に応じて異なる表現を用いて求人を掲載します。例えばWEB制作部署であれば、
- 「WEBサイト制作のディレクター」
- 「WEBデザイナー」
- 「ホームページ制作のアシスタント」
- 「経験者優遇ホームページ制作」
など、様々な角度からアプローチをして、それぞれに最適なキーワードで検索されるよう工夫しています。
これは求職者によって「WEBサイト」と検索する人もいれば、「ホームページ」と検索する人もいるので、いずれのキーワードでもヒットするために必要です。
また、「アシスタント」と表現すれば未経験の人からの募集も見込めますし、「経験者優遇」とあれば実績や経験を持った求職者が集まります。
「WEBサイト制作のディレクター」のみ1件の求人だと、該当する人の母数が減ってしまうので、同じ職種でも様々な表現を使って募集しています。
2. 勤務条件の多様化
勤務条件を細分化し、より多くの求職者にマッチするよう設定します。例として、
- 年間休日120日と105日を用意する
- パートは、1日3時間週5日や、1日5時間週3日
- 在宅ワーク可能
なども用意し、応募者のニーズに柔軟に応える体制を整えています。
求職者が求人を探すときに、多くの場合検索機能を使って、求める条件を絞って求人情報を探しています。
1パターンしか用意していない場合、例えば年間休日105日しかない場合、求職者が年間休日120日で絞り込んで検索していると、どんなに求人情報を出し続けてもヒットすることはありません。
様々な角度からヒットするように、勤務条件も多様化させることが必要です。
3. 視点をかえた求人の表現
例えば、販売職を募集する場合、
- 「明るい方、人と関わることが好きな方大歓迎!」
などと記載されていれば、「私には向いていない」と思った方が応募することはありません。
このように求める人材を一つの視点から表現したのでは、採用応募数が増えません。
求める人物像が同じでも逆の視点から表現を変えてみることが重要です。販売職の真逆には事務職や経理職があります。
例えば、販売職を募集する場合で、事務職や経理職をやりたくない方に向けた表現を考えてみると、
- 「細かい事務作業はありません!」
- 「専門知識は不要。誰でも即戦力として活躍できます」
などと表現することができます。
異なる特性を持つ人材にも目を向けることが、多様な才能の確保に繋がります。
リクルートサイトとSNSの積極的な活用
入社前に、どんな社員がいるのか、どんな仕事をするのかが想像できるように、
リクルートサイトやSNSで情報を配信しています。
特にSNSでは、社員一人ひとりの声や日常を投稿し、求職者にとって親しみやすいコンテンツを提供しています。
リクルートサイトで社員紹介を掲載
https://recruit.karasawanouki.co.jp/member/
SNSで社員紹介や福利厚生について掲載
https://www.instagram.com/karasawanoukihr/
採用活動において、求職者は自ら検索して情報を得ています。
求職者はSNSを見ている動きが増えているので、若い層の採用を獲得したい際には特に有効です。
SNSでは、文章だけでなく、画像や動画も発信することが簡単にできます。
特に動画は、1分間で動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語に相当するといわれ、単純に比較すると、動画は文章の約3000倍~5000倍の情報を伝えることができます。
求職者は入社前に会社の情報をより多く知りたいと思っています。
多くの情報を載せることで求職者は企業のイメージを持つことができたり信頼感が高くなったりします。
ですので、SNSや画像や動画を配信することは求人獲得に効果的です。
定期的なオンライン会社説明会の開催
月に2回、オンラインで会社説明会を開催しています。これにより、全国どこからでも参加可能で、会社の雰囲気や現場の声を直接聞くことができます。
会社説明会は、求人情報には掲載できない、社内の雰囲気や、現場社員の声などを伝えるために行われ、求職者の顔を見て会社の魅力を直接伝えることができる非常に貴重な機会となります。
説明会に参加する求職者は具体的な仕事内容や、福利厚生などをより詳細に知りたいと思っている方が参加するので、説明会参加者からの応募率、採用率は非常に高いです。
会社説明会というと、年に1~2回、大きな会議室を使って、数十人を集めて開催するというイメージがあるかもしれませんが、当社ではオンライン開催含めて月2回実施しています。
月2回も実施するのは大変と思われるかもしれませんが、説明用動画を使って説明し、登壇者は質問のみ対応するため、登壇者の負担はそこまで重くないです。
動画は説明会参加者にyoutubeで限定公開しており、後から見直すことも可能なため、求職者へのフォローアップにも繋がります。
最後に
以上が私たち唐沢農機サービスが実践している、WEBを活用した採用戦略の一端です。
この戦略により多くの人材と出会い、組織全体の成長に繋がっています。
これらの唐沢農機サービスが実施している、年間635件の応募を獲得する採用ノウハウを提供する、サービス「ナレッジログ」についてはこちらからお問い合わせください。
https://www.bscre8.com/service11/