WEBディレクターに転職する場合の転職先の選び方(困った。世の中はゴミだらけだ)
このブログは、私が普段ビーズクリエイトのディレクターとして仕事をさせてもらって、「この仕事をしてよかったな」と思うことを書き、WEBディレクターに転職しようと考えている人に向けて、転職先として選ぶべき会社の選び方を伝えるブログです。
困った。世の中はゴミだらけだ。
最近、本当にそう思う。
情報化社会になって、最近ではAIが発達して、本当にくだらないゴミみたいな情報が量産されていると思う。
この記事はAIを使っていないが、残念ながら、この記事もきっとゴミになってしまうのだろう。しかし、少しまえにチャットGPTブームが起きて、AIによるブログ記事量産をしていたときの記事よりは、まだマシだと思う。でも、残念ながらゴミだ。
世の中にゴミが増えすぎて、本当に大事なものも見えにくくなってしまっている。ゴミに、埋もれてしまったからだ。埋もれていなかったとしても、ゴミの量が多すぎて、良いものを見つけたときには僕らはすでに疲弊しきってしまっている。本当に、今のゴミ大量WEB社会は問題だと思う。
消費者の時間の感覚も、以前と比べだいぶ変わってきていると思う。タイパとかいう言葉が生まれた。時間を大切にすることは良いことだけれど、この言葉の出現はそれ以上に消費者たちに時間の余裕がなくなってきている現れだと考えている。
ゴミが溢れた世の中だから、なおさらタイパがほしくなる。
もう、我々はゴミを見るのがうんざりなのだ。
ゴミとゴミじゃないものの違いはなにか?
じゃあゴミでないものってなんだ。それは、一次情報かどうかと言ってもいいかもしれないけれど、どんな一次情報でも良いわけではないと思う。
ゴミは、いかにも価値があるように装っているが、よくよく見ると中身が無い、空っぽだ。空っぽどころか、有害だ。だが、見た目がいいから、ちょっと騙される。(私もそうだ)
しかし、ビーズクリエイトのしごとをしていると、たまにゴミじゃないものを見つけることがある。
それは、たいていお客様の会社の中にあって、お客様の中では当たり前のことが多い。でも、そのゴミじゃない価値を、お客様は「当たり前だから」と全然表現していない。本当にもったいないことだと思う。でも、特に長野県のお客様は、真面目で、勤勉で、謙虚だから、その価値をあえて秘めている。
私のような空気の読めない移住者から見ると、「(アピール下手だなあ。もっとアピールすればいいのに)」と思うが、きっとそれは長野県民の美徳なのだ。
そんなところに私が入っていって、第三者の目線で、適当な事を言いながら、その魅力をアピールするお手伝いをする。それによって、お客様は「自ら言ったのではなく、ビーズクリエイトの神林がそう思った。だから書いた」という言い訳ができる。これは、謙虚な長野県のお客様にとって、自社をアピールするのに良い機会になると思っている。私もそういう意味では役に立っているかもしれない。笑
この点で考えると、必ずしもお客様の業界に関する知識や経験は必要ない。業界の常識を知らないほうが、「それって魅力ですね」と思えるから。特に最近の求職者獲得を目指す企業にとって、未経験者の獲得は必須になってきているから、業界未経験の目線が役にたったりする。
そのため、WEBディレクターに興味を持った業界未経験の人も、業界未経験ということをネガティブに思わないでほしい。
WEBディレクターの魅力
昔から、自分にはあまり自慢できるものがなかった。大学生のときに、ふと出会った経営者たちは、とても魅力的だった。突拍子もないアイデア(ある意味非常識)、バイタリティ、人としての魅力。自分もそんな人になりたいと思ったが、なかなかそんなふうにはなれないので、そういった人達に近い仕事をしたいと思った。
WEBディレクターのしごとは、多くの経営者様やマーケティング担当する社員様たちの話を聞くことができる。全く未知の業界の話はとても興味深い。
ただ、世間話をするのではなく、会社の方針や経営の想い、お客様やサービス・業界のことなどを聞くことができる。私は前職で税理士事務所に勤務し、多くの経営者とお話をさせていただいたが、そこでもここまで深い話はなかなか聞けなかった。
当時の私のヒアリング力が足りなかったことも大きな要因だが、そもそもの役割の違いが大きい。WEBマーケティングというのは、プレゼンテーションだからだ。だから、WEBマーケティングをサポートするWEBディレクターには、より深いヒアリングと顧客の理解が必要になる。そういう意味で、WEBディレクターというのは面白い仕事だと思う。
そして、自分では知らなかったり、想像もできなかった考え方を教えてもらうことができる。それによって、自分も少しずつだが、新しい考え方を知り、成長していけるように思う。
WEBディレクターになるときの、WEB制作会社の選び方
じゃあ、転職しようと思ったときにどんなWEB制作会社でもいいか?というと、そうではない。その会社自体がWEBサイトを作ることを目的にしていると、たぶんそういう話に出会うことは少なくなってしまう。
そこで必要なものは「誰のための何を」という言葉を知っているかどうか。その意識があるWEB制作会社を転職先に選ぶと良いと私は考えている。
「誰のための何を」ってなんだ?
これは、ビーズクリエイトの代表がよく口にしている言葉。
普段の日常業務に忙しくしていると、業務をこなすことが目的になってしまい、本来の目的を忘れてしまうことがあるもの。
そんなときに「この仕事は誰のための何なんだ?」と問い直すことが重要。そうすると、本来の目的を思い出すことができる。
もしかしたら、今のやり方でなくてもいいかもしれない。
もっと、伝えるべきメッセージ・コンテンツがあるのかもしれない。
でも、日々忙しくしていると、いつの間にかやることが目的になり、やって満足してしまう。
だけどそれでは、当初の目的を果たせない。結果、お客様もなんだか喜ばない。
WEBディレクターとして働いていると、往々にして、「誰のための何を」を見失っている現場に遭遇する。
そんなときに「これは誰のための何なんでしょう?」と問うことが、第三者のWEBディレクターに求められていると思う。
駄文失礼しました。
「誰のための何を」について、もっと詳しく知りたいという方は、当社の会社説明会で当社代表に話を聞いてみてください。それだけでも、話を聞く価値はあると思います。聞くのはタダですよ↓↓