マーケティング手法『3C分析』とは?目的や取り組み方を解説!
こんにちは。唐沢農機サービス ビーズクリエイトの日野です。
今回は、マーケティングのフレームワークの一つである『3C分析』をご紹介します。
3C分析の目的・何を分析するのか
自社にとっての成功要因を見つけ出すことを目的としているフレームワークです。
- Customer(顧客・市場)
- Competior(競合)
- Company(自社)
上記の視点から自社を取り巻く環境を分析し、
自社の強みはどこか、逆に弱点部分はどこなのかを俯瞰的に確認することができます。
経営戦略の指針として用いられることが多いです。
各分析のポイント
顧客・市場の分析
自社で提供している商品やサービスを、購入する可能性のある顧客を把握することが重要です。
- 顧客にニーズはあるのか。
- 購入までにどのような意思決定がされるのか。
- 現在の市場規模や、今後の成長性はどうか。
実際に商品やサービスを購入してくれる可能性のある、消費者側の視点から分析する必要があります。
競合の分析
顧客・市場から比較検討されうる競争相手に対し、攻めと守りの視点から状況を把握することが重要です。
- 競合が持っている特徴や付加価値は何か。
- ターゲットにしている顧客・市場はどこか。
- どのような販売戦略をとっているか。
競合の分析をする際には、WEBを活用することをお勧めします。
WEBサイトの状況、SNSアカウント、レビューサイト、メルマガ配信などを通じて、
実際にそのサービスを受けてみるのも有効な手段の一つです。
自社の分析
分析する項目自体は、競合分析の項目と同じです。
しかし、実は最も分析が難しいのが「自社の分析」であるとも言われています。
いきなり分析をしようとすることで主観が入ってしまったり、「市場からこう思われていたらいいな」という希望的観測にとらわれてしまいがちです。
気を付けるべきポイントは、分析を行う順番であり、
先に競合分析を行うことで自社製品やサービスの強み弱みを相対的に見つけることができるでしょう。
個人的には、3C分析を行うことによる最大のメリットが、
自社の分析を冷静に行えることだと考えています。
『3C分析』の例(架空のハンバーガーチェーン店)
Mdハンバーガー(競合)の特徴
【強み】
- 店舗数日本一
- 豊富な季節限定メニュー展開
- テレビCMによる認知活動
- 注文から受け取りまでが速い
- サイドメニュー、キッズメニューも充実している
- 24時間営業
【弱点】
- 不健康なイメージが付きまとう
- 知名度があることで、不祥事が広まりやすい
BKハンバーガーの特徴(自社)
【強み】
- ハンバーガーチェーンの中で最も食べ応えのあるサイズで提供している
- パティを直火で焼いているため、おいしいと評判
- 圧倒的人気の定番商品がある
【弱点】
- 地方の店舗が少ない
- ボリュームがあるため、好みがわかれる
- 調理に時間がかかる
顧客・市場の状況
【自社がターゲットにすべき層】
- 地方よりも都心に暮らす層
- ファミリー層よりも、ハンバーガーをガッツリ食べたい層
- 時間がなく急いでいる人よりも、店内でくつろいで過ごしたい層
上記は創作した一例ですが、競合を知り自社を知ることでおのずと自社の強みやターゲット層が見えてきます。
すでにご存じの方は多いと思いますが、これを機に経営戦略にマーケティングを取り入れる企業が1社でも増えれば幸いです。
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