転職活動とネガティブ・ケイパビリティ
こんにちは、ビーズクリエイトの丸山です。
9月といえばお月見ですね。夜風に当たりながら空を見上げる時間を作りたいな、と思っています。
東御市の夜はしっかり暗いので、きれいな月が見られることを期待しています。
今回は「求職者にむけての情報提供」という内容で書かせて頂きます。
仕事の中で求められるスキルは多様にあります。
知識や対人面、仕事の速さ、正確さ…。何が一番求められるのかは職種によって変わってくると思います。
では、求職時に必要な力は何でしょうか?また、ビーズクリエイトで求められる力は何でしょうか?
私の視点からにはなりますが、述べていきたいと思います。
求職時に求められる能力とは
「ネガティブ・ケイパビリティ」
みなさんはこの言葉を知っていますか?
私も知ったのは1年ほど前だったと思います。
この言葉の意味は「答えの出ない事態に耐える能力」です。
精神科医の帚木 蓬生さんの著書「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 」で広く世に広まった言葉だそうです。
対義語は察しがつくと思いますが、「ポジティブ・ケイパビリティ」です。
簡単にお伝えすると「答えに早く正確に辿り着く力」です。
マニュアル本やハウツー本が世で売れている理由は、ポジティブ・ケイパビリティを養うためだと思います。
ネガティブ・ケイパビリティと転職はどんな関係にあるのか?と疑問に思う方も多くいらっしゃると思います。
転職は「持久戦で、答えのない事態」だと、私は認識しています。
新規採用の方は状況が異なりますが、中途採用の方の多くは転職活動と所属先の仕事を並行で行っている方が多いのではないでしょうか?
「今の現状を変えたいけれど、とある勤務条件を重視すると、何かを諦めなくてはいけなくなる…。」
通常の生活に加えて、これらの状況が重なるのはまさしく「答えのない事態に耐える力」が養われる事象だと思います。
今の仕事と、転職希望先の仕事のメリットとデメリット。
それぞれを自分の中で比較する過程に、とても意味のあるものなのではないでしょうか。
以上のことより、求職時に求められる能力はネガティブ・ケイパビリティだと思います。
とはいえ、転職活動中はどうしても自己肯定感が下がってしまいます。
なので、結果はどうであれ、「転職活動」に踏み切った自分にまずは拍手を送ってあげてください。
ここで養ったネガティブ・ケイパビリティで人間は深みが増します(たぶん)。
ビーズクリエイトに就職後に必要な能力とは
対してポジティブ・ケイパビリティが必要とされるのはどんな時かを考えてみます。
早くて正確な答えは、仕事をしている時に重要だと思います。
例えば電話の応対中に、「『今聞かれていること』はあのファイルの中に資料が入っている」とわかることで、お客様とのやりとりがスムーズに行われますよね。
お客様とのやりとりで、信頼関係を構築するためにはこの力を養うのが手っ取り早いかと思います。
特に仕事が変わったばかりの頃は、この力をいかに養うかが仕事を覚える速さに直結していると思います。
ビーズクリエイトでは、業務内容以外にも掃除当番等、多くのことをマニュアル化しています。
私自身も未経験の職種で入社しているので、マニュアルが整っているのは大変ありがたく思います。
新規入職で不安が大きい方には、かなりメリットになるのではないでしょうか。
中長期的に働くために
ただ、業務を行う中でどうしてもマニュアル通りにはいかない状況も出てくるのではないかと思います。
そんなときはやはりネガティブ・ケイパビリティの出番です。
この力が備わっている人は物事を多面的に見ることが出来るので、中長期的にみると大事な力なのかなと思います。
2つの能力をうまく使い分けできると、長く働くことが出来、個人にとっても企業にとっても有益なのではないでしょうか。
最後に
こんなにネガティブ・ケイパビリティについて書いていますが、私はまだまだ体得できていません。
Web業界の進化は目まぐるしいです。
今の状況では上手くいっているけれど、バージョンが変更されるとこれは通用しなくなる…という状況が当たり前にあります。
そんな状況に耐えながらも、これから入職されるみなさんが、スムーズに仕事を遂行できるように私も尽力していきたいです。
成長できる環境がここにはあります。少しでもビーズクリエイトに興味を持っていただければ幸いです
ビーズクリエイトでは一緒に働く仲間を募集していますので、気になる方は会社説明会へぜひご参加ください。
日程は、リクルートサイトの”お知らせ”よりご確認をお願いいたします。