成功するHPに必要な要素とは何か?
(長野県東御市の事務所より)
自宅の引っ越し準備で、身の回りの物を断捨離していると
生きる上で“必ずしも必要ではないもの”に囲まれて
生活していることに気付きます。
これまでの無駄遣いを後悔しつつも
また新しい自転車を買ってしまったコンサル&ディレクターの戸澤です。
さて本日は、
“成功するホームページ”には
絶対必要なのに、9割の企業が実践できていない
「とある要素」
について記事を書きたいと思います。
もしあなたがHP運用で
・もっと集客したい!
・売り上げを伸ばしたい!
と思うのであれば、必須の内容となりますので5分間お付き合い下さい。
HP運用、成功の秘訣
成功に必要なのに、圧倒的に足りない要素。
それは「メッセージ」です。
あなたの会社が提供する商品・サービスの
独自性、他社との違い、ベネフィットを表現したメッセージです。
これが圧倒的に足りていない要素です。
ほとんどの企業が表現できていません。
逆に言えば、
表現できてしまえば「勝ち確定」
といっても過言ではありません。
もし、あなたが
『いやいや、ウチはそんなことないよ。
ちゃんとメッセージを発信しているよ』
と思うのであれば、念の為お伝えしておきますが
例えば
「当店では美味しいオーガニック野菜を販売しております!」
これはメッセージではありません。
なぜそう言えるのか?
なぜメッセージが重要なのか?
順を追ってご説明いたします。
自己満商品と見つけてもらえないHP
そもそも、
現代の様なモノ余りの時代にモノを売るのは至難の技です。
生きる上で必要なものは、みんな既に持っているからです。
それに加え、
現代はネットにつながれば膨大な情報に簡単にアクセスできるので
消費者は欲しい商品を徹底的に比較検討してから行動に移します。
おまけに、
約1億ある日本のWEBサイトの中から
あなたの会社のHPや商品・サービスを見つけてもらい、
さらに商品を買ってもらう必要があります。
これがいかに至難の技か、想像に難くないと思います。
それなのに、
もしあなたの会社が
他社と大して変わり映えのない
商品やサービスを取り扱っていて
HP上でも独自のウリを表現できていなければ
お客があなたの会社や製品・サービスを選ぶ理由はありません。
そもそもHPを見つけてもらえないでしょう。
だから、
まずは差別化するメッセージが必要なのです。
・他社と何が違うのか?
・それがどう違うのか?
・どんな結果をもたらしてくれるのか?
・なぜこの商品を選ぶ必要があるのか?
この差別化のポイントをギュッと凝縮したメッセージが
USP(ユニーク・セリング・プロポジション)です。
USPを解説する上でよく登場する例が、ドミノピザの
「ホットでフレッシュなピザを 30 分以内にお届けします。
もし30分以上かかったら、ピザの料金は頂きません」です。
あなたも一度は耳にしたことがあると思います。
当時の宅配ピザは
届いた頃には冷めてしまっているのが当たり前でしたが
その“当たり前を覆す”強烈な約束をメッセージ化したことで
とてもユニークでパワフルなUSPとなりました。
ここで注目すべき点は
「商品の本質で勝負していない」ということです。
提供している商品は食べ物なのに
味や素材で勝負していない、ということです。
美味しいとか、オーガニックとか、無農薬とか、そんなことは表現していません。
アツアツを届けますね!届けられなかったら無料です!
とてもシンプルですよね。
ですが、それが当時の宅配ピザに関する
不満を解決するオファーなのです。
超簡単なメッセージの作り方
では、どの様にすれば強烈なメッセージを作れるのか?
超簡単です。
あなたが頭を悩ませる必要はありません。
なぜなら、メッセージを作るのに必要なのは
「徹底的なリサーチ」だからです。
多くの場合、徹底的なリサーチをせずに
売り手が勝手に「ウチはココが凄いんですポイント」を作り
無理やりお客さんに押し売りしているような状態です。
顧客の気持ちはそっちのけ。
自己満の押し売りです。
冷静に考えてみれば、そもそも
“人の困りごとを解決するのがビジネス”ですよね?
ですので、
徹底的に「お困りごと」をリサーチする必要があります。
訊いて、聞いて、聴いて、ききまくるのです。
今すぐ簡単に実践できることは
あなたの会社から商品やサービスを買った人に
・なぜ買ったのか?何が購入のきっかけになったのか?
・他社と比較して何がよかったのか?
・そもそもどんな悩みがあったのか?
・購入後どうなったか?どんな風に悩みは解決されたか?
それらを具体的に聴くことです。
自社や自社サービスの特徴や独自性は、当事者にはわからないものです。
当たり前になりすぎて、気付けなくなっています。
また、自分の背中は自分で見れない様に、人には必ず死角が存在します。
そもそも売り手と買い手では、
持っている当たり前や常識、前提が違いますし。
なので調査する上では
これまでの思い込みを捨ててヒアリングする必要があるのです。
自分であれこれ考えるより、
直接、顧客に徹底的にヒアリングするのが一番です。
なんですが、ポイントがありまして
一つの質問に対して一つの回答を聞くのではなく
顧客の「ストーリー」を聴くことが大切です。
ストーリーとは、
問題発生▶️解決策模索▶️検索▶️比較・検討▶️決め手(感情が動いた瞬間)▶️購入▶️購入後の変化(気持ちの変化・状況の変化)
この様なプロセスと、各プロセスにおける顧客の「感情の変化」のことです。
そこにこそ!
メッセージを作成する重大なヒントが隠れています。
特に、顧客はどんなフラストレーションを抱えていたのか?
に注目するとメッセージの骨格が出来上がります。
HPはそもそも○○を表現する場
メッセージの重要性はいかがでしたでしょうか?
当たり障りのないメッセージをHPで発信しても意味がありません。
万人受けを狙えば、誰にも相手にされません。
(政治家の答弁の様に、言葉が心に刺さらないわけです)
なぜなら、WEBページはオンラインという舞台上で
“違いを表現するための場”だからです。
「弊社では美味しいオーガニック野菜を販売しております。」
では、絶対に売れませんし、100%価格競争に巻き込まれます。
なぜか?
その理由は、もうご理解いただけたと思います。
WEBページは“違いを表現するための場”です。
違いがあるから見つけられる=違いがないと見つけられない、というわけです。
本質的な差別化ならビーズクリエイトへ!
メッセージの重要性を理解いただけた、あなたには
是非、顧客へのヒアリングを徹底的に行いストーリーを聴き出し
独自のメッセージを作っていただきたいと思います。
もちろん最初から上手くはいかないかもしれません。
それに、そもそもメッセージは1度作って終わり、
ではありませんので
全てはテストだと思い、トライアンドエラーを
繰り返していただければと思います。
「そんなこと言われても難しいよ、、」
という方の為に我々ビーズクリエイトがいるのです。
わからないことは徹底サポートいたします!
お気軽にお問い合わせください!
それではまた来月お会いしましょう♪