【目標設定の落とし穴】正しく目標設定できていますか?
こんにちは。ビーズクリエイトのしおいりです。
以前、目標を達成するための項目を洗い出す方法をお伝えしました(こちら)。
じゃあ目標はどのように設定したらいいのか
今回はその目標設定方法についてお伝えしたいと思います。
目標設定の重要な項目
一つ目標を設定して頂こうと思います。
例えば、高校野球のチームを率いる先生になったと仮定し、次のリーグ戦に向けた目標を一つ設定してみてください。
目標を設定するときに重要なのは2点あります。
- 期限を設定する
-
数値目標を設定する。もしくは、達成基準を明確にする
例えば、漠然とした目標として
試合に勝つ
を掲げた場合、達成基準は明確ですが、勝つために何をしなければいけないのか具体性に欠けてしまいます。
先ほどの2点に気をつけて目標を設定した場合は以下のようになりました。
リーグ戦で5試合以上で2失点以内に抑える
具体性を持たせることで目標が明確になります。
また、目標と現状とのギャップ(差)が見えるようになるので、
達成するために必要なやらなければいけないことも見えやすくなります。
やることについてはこちらを参考にしてください
意識目標と非意識目標について
意識目標とは、先ほどのように何かを達成するために意識的に目標を掲げ、実行することを指します。
ほとんどの場合は意識目標に該当します。
では、掲げた目標を常に達成できるようになった場合は、意識目標として言えるのでしょうか?
人間は学習するため、反復を繰り返すことで意識せずに目標を達成できることを非意識目標といいます。
なので、非意識目標とは、意識せずにできる目標のこと、つまりできるようになったことを指します。
高校野球の例で言えば、
”5試合以上で2失点以内に抑える”が非意識目標になれば、
次は”5試合以上でヒットを10本打つ”など目標を変えることに繋がります。
なので、意識目標を非意識目標に変えていき、できることを増やしていくことが重要になります。
目標とやることがズレる(番外編)
会社に所属していれば、会社(部署)目標があって、その目標を達成するために、個人目標を持っていることが多いと思います。
会社全体で今期利益目標◯百万円と掲げて推進していると仮定します。
製造ラインの責任者は、利益を上げるために今期の生産能力を1.2倍に高めようと個人目標を掲げたとします。
1.2倍の製品が作れれば、利益も1.2倍になると考えたからです。
しかし、1.2倍の製品が作れたとしてもそれが全て売れるかということを考慮していません。
市場に製品が溢れている場合は、在庫として残ってしまい、利益につながらないかもしれません。
なので、目標を達成するためには、全体を把握して置く必要があります。
まとめ
今回は目標の掲げ方と意識目標と非意識目標についてを説明しました。
私も非意識目標を増やして、成長できる人間になるため頑張っていきたいと思います。
弊社では、働きながら一緒に成長できる人を募集しています。
説明会なども実施しているので、興味のある方はリクルートページをご覧ください。