最低限理解したいGoogleアナリティクス(ユーザー編)
ビーズクリエイトのkawabataです。
社内では約30社のコーポレートサイトをコンサルティングする役割を担っています。
毎日嫌というほどGoogleアナリティクスを活用していますが「ここだけは理解して欲しい!」という部分をギュッとまとめましたので是非ご活用ください。
- Googleアナリティクスを活用している
- データ分析をしてもらっているがよくわからない
- アナリティクスの専門用語がわからない
このような方向けの内容となります。
とてもシンプルに説明します。詳細部分までお伝えするとものすごい分量になりますので、なんとなくの知識をインプットしていただき、わからない部分があれば繰り返しご覧ください。
最低限理解したいGoogleアナリティクスの指標(ユーザー編)
ユーザー Webサイトの訪問者 |
セッション Webサイトへのアクセス回数 |
ページビュー ページが表示された数 |
新規ユーザー 訪問者の内、新しく訪問してくれた方 |
ユーザあたりのセッション数 1人で何回アクセスしているか? |
直帰率 1ページだけ閲覧しサイトを離脱した割合 |
平均セッション時間 ユーザーがサイトを閲覧している時間 |
ページ/セッション 1回のアクセスで見られるページ数 |
※「ひとことで簡単に説明してくれ!」と聞かれるなら上記のようにお答えします。
今回ご説明する内容は上記8項目です。どれもこれも「Webサイトの訪問者」に関するデータを表しています。Webサイトを解析する際には頻出のワードとなりますので是非これを機会に学習していただくことをお勧めいたします。
Googleアナリティクス:ユーザーに関するの指標の詳細
ユーザーに関する指標①:ユーザー
ユーザー:Webサイトの訪問者
単純にお伝えすると、サイトの閲覧者です。
現在、あなたもこのサイトへ訪れてこの文章を読んでくださっていると思います。
サイト運営者の我々からすれば「あなた」がユーザーです。
ユーザーに関する指標②:セッション
セッション:ユーザーのサイト流入から離脱までの一連の行動
トップページから入って、ブログページとカテゴリページを続けて閲覧した場合、セッションは1ですが、ページビュー(後述)は3回記録されます。
下記の場合例外となります。
- 30分間操作が行われなかった場合
- 日にちをまたいだ場合
- キャンペーンソース(流入元のサイト)が変わった場合
よくわからない場合、例外は無視してください。
ユーザーに関する指標③:ページビュー
ページビュー:ページが読み込まれた回数のこと
トップページから入って離脱、40分後にトップページから入ってブログページとカテゴリページとお問い合わせページを続けて閲覧した場合、セッションは2ですが、ページビューは5回記録されます。
ユーザーに関する指標④:新規ユーザー
新規ユーザー:初めてWebサイトにアクセスした人
同一人物でもGoogleChrome経由でサイトを閲覧し、その後Safariで閲覧すると新規ユーザーは2となります。
ユーザーに関する指標⑤:ユーザーあたりのセッション数
ユーザーあたりのセッション数:1ユーザーあたりの平均セッション数
その名の通りで1人のユーザーが平均して何回セッション(サイトへ訪問)したかを表す指標となります。
ユーザーに関する指標⑥:直帰率
直帰率:サイト内で1ページだけみてサイトを離れてしまったセッションの割合
Webサイトに訪れた訪問者が1ページだけ閲覧し、その後すぐに外部サイトにアクセスするなどサイト内からの離脱になってしまった割合のことです。
ユーザーに関する指標⑦:平均セッション時間
平均セッション時間:1セッションにおけるWebサイトの平均滞在時間
1回のセッションで訪問者が平均して何分間サイト内に滞在しているか?を表す指標です。
ユーザーに関する指標⑧:ページ/セッション
ページ/セッション:1回の訪問でどれだけページを見られたかを表す指標
この数値が高ければ高いほど、サイト内を訪問者が回遊しているという指標になります。
ページ/セッションの値が3.24であれば、1回のセッション(サイト閲覧)で平均して3.24ページ閲覧されており、1.29であれば平均して1.29ページを見られたというイメージです。
まとめ:ユーザーに関する指標の詳細
今回紹介させていただいた指標は頻出のものとなります。
全くわからない方向けに記事を執筆致しましたので、厳密に言えばもう少し解説が必要な部分も正直あるかもしれません。
この記事を通じてざっくりとイメージを掴んでいただければと思います。
最後までありがとうございました。