WEBディレクターがオススメするフリーソフト その2
ビーズクリエイトの伊藤です。
忙しいは敵！ 早く的確に片付けるには優れた道具が役立ちます。
前回で触れられなかったWEBディレクター向けのフリーソフトを更に紹介。
無料のツールを使い倒して業務を効率化し、浮いた工数は他のことに使いましょう！
画面設計：Figma
公式サイト：https://www.figma.com/
WEBサイト制作の案件によっては、制作前にページのレイアウトをザックリ作らないといけないケースもあります。
そんな時はExcelで（！？）レイアウトを作ろうとせずFigmaを使いましょう。
ページ内容のどこに何があるのか分かる程度のラフから、扱いに慣れれば画像なども組み込んで完成形に近いデザインまで作りこむことができます。
更にリンククリックでページが遷移するなど、擬似的にWEBサイトの動作を再現できるので、制作前に具体性のある完成予想図を第三者に簡単に提示可能。
UI設計系のツールはちょこちょこ出番がありますし、使った経験がある方は現場は喜ばれるので（UIに対して多少の理解があると見られる）、無料版のFigmaでこの種のツールに触った経験を持っておくと強いです。
写真加工：Gimp
公式サイト：https://www.gimp.org/
WEBサイトでは写真を多用します。そうなると写真のちょっとした加工や調整をクライアントから求められるケースも少なくありません。
Photoshopが使えれば文句なしですが、やはり月額制なので会社によっては許可が降りないパターンもあると思います。
そういう時はGimpがオススメ。ちょっとした写真加工くらいなら充分すぎる機能をカバーしています。
UIや使い勝手などもPhotoshopに近いものがあるため、将来的にPhotoshopへ移行する時にGimpで学んだ加工技術や操作方法が無駄になりづらい点がメリットです。
（UIをPhotoshop風にカスタマイズする方法も容易に試せます）
とりあえずGimpで各種フィルタに慣れて、適正な色調・明度補正が掛けられるくらいの技術が身に付けば、Photoshopになっても大抵の写真加工はそれで解決できます。
（写真加工をどのくらい行うのかという『程度』については、人によって差が激しいので深く言及しません……）
タスク管理：Jooto
公式サイト：https://www.jooto.com/
Jootoは端末へのインストール型ではなくWEBサービスなのですが便利なので紹介。
ディレクター業というのは自分の仕事に加えて、同じ案件に取り組む他のスタッフの仕事の把握も必要になります。
どんなタスクを誰がやっており、期限はいつからいつまでか、といったことの把握は結構難しいです（一度ディレクションをすれば誰もが体感します）。
Jootoだとタスク作ってボードに貼り付けるように細分化して管理ができ、タスクごとに担当や期限の設定が行えます。
個人的に良いところがタスクごとにチェックリストを自作できるので「タスクの中の第○工程まで終わった」と更に細かい管理ができる点です。
ただ、最も良いところはボード形式とガントチャート形式での可視化が両立できる点です。大抵の無料ツールはどちらか片方のみか、両方できるものは有料だったりします。
ガントチャートの良さは深く語るべくもないですね。タスクと期限を横棒で一気に可視化できる便利さ！
冒頭でも言及しましたがWEBディレクターは担当業務の幅が広いので多くの仕事を任されます。
仕事の効率化には優れたツールがよい助けになってくれますが、やはり良い物にはお金が掛かります。
お金が出せないからと手間を取る方向にいくと、いつまで経っても自分が楽にならないので使えるものは使いましょう！
楽になって余裕が生まれることで、新しいことへ取り組む意欲も生まれやすくなるというものです。
良いWEBディレクターライフを！
ビーズクリエイトは長野県東御市にある唐沢農機サービスという農機具屋を母体とした、WEBサイトの制作・コンサルティング事業を展開する部門です。
WEBサイトを通した自社の知名度や評判の向上、問い合わせや商品注文などの売上増などのお悩みについて、WEBサイトの制作やコンサルティングといった形でお手伝いさせていただいています。
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