【プレゼン初心者必見】伝わるプレゼンスライドの作り方
営業の鈴木です。
本日は営業でも活用する機会が多い、プレゼンテーションのスライド作成についてのコツをお伝えしていきます。
・スライド作成で抑えるべき3つのポイント
スライド作成時に必ず押さえておくべきポイントは3つあります。
①シンプル
②誰でもわかる言葉で伝える
③聞き手のメリットを伝える
①シンプル
プレゼンはスライドを聞き手に読ませてはいけません。イメージは1枚のスライドに1メッセージが理想です。
そのためには文字は少なめ、画像はごちゃごちゃ使いすぎずとにかくシンプルにすることが重要です。
一つのスライドに情報を詰め込みすぎず、スライド全体を見た時に起承転結(CREC法)を意識すると受け手に伝わりやすいです。
②誰でもわかることばで伝える
これはWeb業界や広告業界などにありがちなのですが、業界の専門用語を使うことはできるだけ控えましょう。
例えば、「検索エンジンで検索する時」という表現の場合は「GoogleやYahooで検索する時」といったような言葉に置き換えて上げるイメージです。
プレゼンで大事なことは相手の立場に立って、話し手主体のプレゼンにしないことです。
③聞き手のメリットを伝える
企画書のプレゼンでよくありがちなのが、自社の製品、品質、スペック、価格など説明してしまい話し手主体のプレゼンになってしまうケースが多くあると思います。
しかし、聞き手が知りたいことはこのプレゼンの提案が自分たちにどんなメリットがあるか知りたいと考えています。
もっというとこのプレゼンを聞いた後に、聞き手が気づいていなかった課題や不安を明確にし、弊社のサービスを使ってもらうことでこんな体験をしてもらうことができるとイメージしてもらえたら8割方成功と言えるでしょう。
スライド作成時の手順
ここからは実際にスライド作成時の手順についてお伝えしていきます。
①状況設定
・話す立場(誰がどんな内容をどんな目的で話すのか)
・聞き手の立場(誰がどんな内容を聞きに来ているのか)
・プレゼンテーマの設定
・メッセージの骨格(目次を作成)
・プレゼン後聞き手にとってもらいたい行動
②骨組みの作成(プレゼンの全体の構成作り)
・必要な情報を書き出す
・ピラミッドストラクチャー(自身が伝えたい主張とその根拠となる事実を図式化する手法)で情報を整理する
・マインドマップを使って情報をまとめる
引用元:マインドマップって何?脱・初心者ための入門知識
③1スライド1メッセージを意識したスライド作成
・とにかく絞り込む(情報量が多いと伝わりにくい)
・話し手にもメリットがある内容を含める(構造理解がシンプルになる)
④レイアウト
・スライドは左上から右下へ
・図が少なければ中央寄せで一枚の図でOK
⑤配色の設定
・メイン色の決定
・ベース色とアクセント色を決定する(外部サイト利用がおすすめ)
※おすすめサイト HUE
⑥図/写真/アイコンの選定・活用
・インフォグラフィックがおすすめ(ダイアグラム・フローチャート・ピクトグラムなど)
⑦文章の排除
・出来上がったスライドから無駄な文章を排除する(キーとなる単語を決める・行間を大きくとる・上下の文章の関連性で行間とる等)
⑧カラー/フォント揃える
・フォントのおすすめ
_日本語 メイリオ
_英語 アリエル
⑨トークスクリプトの作成
・完成したスライドをもとに台本(しゃべる内容)を作成する
まとめ
以上、スライド作成の基礎をお伝えしてきましたが、簡単にまとめると以下となります。
①1スライド1メッセージでシンプルなスライド作成
②業界用語や専門用語は控える
③話し手主体の内容ではなく聞き手にどんなメリットがあるか考える
特にプレゼンで大事なのは話し手主体ではなく聞き手の立場に立って、『説得』ではなく『納得』させることが重要です。
その為には、情報を整理しわかりやすい言葉で聞き手にストレスをかけないスライドが必要となってきます。
意識すればすぐできることですので是非活用してみてください。