【リアル】オウンドメディア担当が語る、オウンドメディアの実情
みなさん、こんにちは。
株式会社唐沢農機サービス「インターネット事業部『ビーズクリエイト』営業ユニット所属営業兼コンサルタント」兼「インターネット事業部『ビーズクリエイト』クリエイティブユニットチーフ」兼「農業メディアツチカウ編集者(一応編集長?的なポジション)」の谷口です。(役職名が長いというかやることが多いというか。。)
ついこの間までは、株式会社唐沢農機サービス「経営推進部リクルーティンググループHRマネージャー」兼「インターネット事業部『ビーズクリエイト』クリエイティブユニットチーフ」兼「農業メディアツチカウ編集者(一応編集長的なポジション)」の谷口でした。
余談ですが、「エッセンシャル思考」という本を読み、「何でもやることは何もやっていないことと同じ」「すべて重要というのは、重要なことを分かっていないからだ」という考えになりました(すぐ影響される。)
「あまりに役職が多いと、なにもやっていないことと同じだ!」と思い改善しようとしたとこと、なぜか役職が増えるという謎現象に陥ってしまいました(事実は小説よりも奇なり、信州の情勢は複雑怪奇、、というところですね。。)
さて、前置きが長くなりましたが、そんな役職が多くて何者か分からない私が入社以来一貫して担当しているのが「農業メディア『ツチカウ』」の担当です。「農業メディア『ツチカウ』」は、株式会社唐沢農機サービスの「オウンドメディア」です。
今回は、そんな『リアルオウンドメディア担当』の谷口が、
- そもそもオウンドメディアとは(超主観)
- なぜオウンドメディアが必要なのか(本当に必要なのか。。という担当者の
怨嗟実感含む) - オウンドメディア運用のコツ(というか苦労)
をお伝えします。
そもそもオウンドメディアとは
そもそも、オウンドメディアとはなんなのでしょうか。オウンドメディア(Owned Media)とは「自社で、保有する(Own)メディア(Media)」の総称です。昨今では、オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアの所謂『トリプルメディア』が話題ですね。(話題なんです。)
トリプルメディアとは、オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアの総称。
ペイドメディア(所謂、『広告』。従来型のテレビやラジオといったお金を払って情報発信するメディアのこと)で一般消費者へ情報発信
⇒オウンドメディア(ツチカウのような自社運営メディア。谷口の大事な仕事の1つ。)で製品(商品)や企業のサポーター(ファン、熱烈なお客さん)を増やす
⇒アーンドメディア(所謂、『SNS』。谷口の大事な仕事としてSNS運用もある。役職名はまだ無い。)でサポーター(ファン、熱烈なお客さん)とカスタマー(普通のお客さん)のコミュニケーションを促したり、口コミを集める(いい評判を自然発生的に増やす)
、という役割分担で世界は回っている。なんだか怖い。
出典:谷口の脳内辞書(2021年9月版)。
つまり、オウンドメディアとは、「自社のファンを増やす」ことが目的です。もうちょっと裾野を広げて考えると、「自社のビジネスに関わりそうな人を増やす(マーケットを広げる)」ことが目的のメディアです。なんとなくイメージが湧きますかね?(すでに面倒くさい雰囲気がプンプンしますね。)
なぜオウンドメディアが必要なのか
さて、なんだか面倒くさい雰囲気がプンプンするオウンドメディアですが、なぜそんな面倒くさそうなものが必要なのでしょうか。(本当に必要なのでしょうか。)
まあ、結論から申し上げますと、オウンドメディアは必要です。
小が大に勝つために必要
想像してください。(ジョン・レ〇ンではない。)
あなたは、ECサイトを立ち上げました。自信満々の商品をネットで販売します。さあ、たくさんの人に買ってもらいましょう!。。。
しかし、お客さんは全然来ません。
なぜか。
そうです、お客さんは、『Amazon』『楽天』『Yahoo!』でお買い物をしているからです。(チャンチャン♪)
前置きが長くなりましたが、もはや自社でECサイトを作ったところで、Amazonや楽天、Yahoo!等の大手ECモールに勝つことは不可能です。正確に言うと、真っ正面からぶつかって勝つことは不可能です。Web上に新しくECサイトを立ち上げてそのまま、というのは、Amazonさんに真正面からがっぷりよつを挑んでいることと同じです。(瞬殺されます。)
では、どうすればいいのか。そうです、オウンドメディアです。オウンドメディアを使って、自社のECサイトに集客しましょう。昨今、人々はものを購入する前に「検索して」「比較して」「吟味して」から決めます。優柔不断なのです。ネットで買うことが普通になったとはいえ、不安なのです。失敗したくないのです。情報を仕入れて安心したいのです。
そんなとき、人々が検索してどこにたどり着くのか。そうです。『オウンドメディア』です。Amazonや楽天で商品を探した後、人々は「検索します」。その時、あなたが運営するオウンドメディアにたどり着いてもらえれば、オウンドメディアからあなたの運営するECサイトに人々を連れてくることが可能です。これが、Amazonに勝つために必要な戦術です。(必ず勝てるわけではないですけどね。Amazonは強いので。)
オンラインでアプローチするために必要
想像してください。(イマ〇ンではない。)
あなたは、製造メーカーの営業担当です。お客さんを獲得しにいかなければなりません。しかし、コロナ禍で世界は変わり、営業はオフラインからオンラインへと主戦場を変えました。あなたは頑張ってテレアポをして、オンラインMTGを取り付けます、
が、お客さんは「もうちょっと他の企業も調べてみます」と即決してくれません。あなたは優秀な営業マンなので、その後も定期的に電話やメールでアプローチします。
が、お客さんは「なんかイメージ湧かないんです。調べてみたら、他の会社の方がよさそうな感じがするんです。」と微妙な反応。結局、他の会社に持っていかれてしまいました。(チャンチャン♪)
さて、前置きが長くなりましたが、昨今B2Bのビジネスでも、人々は「検索」します。人々はどこかの企業にお願いする前に、「検索して」「比較して」「吟味して」から決めます。優柔不断なのです。オンラインで商談することが当たり前になったとはいえ、不安なのです。失敗したくないのです。上司に「なんであんな会社と契約したんだ!」とキレられたくはないのです。情報を仕入れて安心したいのです。
そんなとき、人々が検索してどこにたどり着くのか。そうです。『オウンドメディア』です。商談後、人々は「検索」します。その時、あなたが運営するオウンドメディアにたどり着いてもらえれば、オウンドメディアからあなたが提供するサービスを人々に知ってもらうことができます。人々は、「自分で検索して見つけたもの」を信頼しやすい傾向にあります。迷える子羊は、自分で見つけた情報を信頼しやすいのです。
なんだかんだオウンドメディアは必要
面倒くさそうな雰囲気(というか実際面倒くさいんですけど)のあるオウンドメディアですが、現代においてB2C企業だろうとB2B企業だろうと、生き残るためにオウンドメディアは必要なのです。
オウンドメディア運用のコツ
さて、そんな面倒くさい現代を生き抜くために必須のオウンドメディア。どうやって運用すれば、いいのでしょうか。
株式会社唐沢農機サービス「インターネット事業部『ビーズクリエイト』営業ユニット所属営業兼コンサルタント」兼「インターネット事業部『ビーズクリエイト』クリエイティブユニットチーフ」兼「農業メディアツチカウ編集者(一応編集長?的なポジション)」という、良くも悪くも(幸か不幸か)業務過多色々やっている谷口が、1年以上オウンドメディアを運営してきて実感しているコツをお伝えします。
オウンドメディア運用のコツ:フィジカル
まずはフィジカル面のコツです。
周りを巻き込む
まず、当然ながら、周りを巻き込みましょう。一人では無理です。(詰みます。)
記事を書くことも、ネタを出すことも、機能をカスタマイズすることも、何もかもとにかく周りを巻き込みましょう。
ライターを探す
オウンドメディアには、ライターを募集するページも作りましょう。昨今、フリーランスライターや副業ライターはたくさんいます。ドシドシ応募してもらいましょう。
オウンドメディア運用のコツ:メンタル
続いて、メンタル面のコツです。
成長を感じる
オウンドメディアが成長していることを感じましょう。わが子の成長のように、PV数やユーザー数の成長を愛でましょう。
求める人の数を考える
オウンドメディアを求める人の数を考えましょう。オウンドメディアを運営すれば、毎月何万、何十万もの人が、あなたが担当するメディアを読みに来てくれます。すごくないですか?すごいですよね。そのすごい感じを原動力にしましょう。
オウンドメディアは必要
つらつらとオウンドメディア運営の恨みつらみ必要性とコツを書いてきました。現代の企業活動において、オウンドメディア運営は間違いなく必須と言えるでしょう。必須と言えなくても、ないよりはあった方がいいでしょう。
オウンドメディア運営にお悩みの方、オウンドメディア運営を始めたい方、(オウンドメディア運営に恨みが溜まっている担当者さん)ぜひ谷口にご連絡ください。
追記:ツチカウ読んでください!面白いですよ!