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WEBサイトの解析で分かること

当社ではWEBサイトの制作だけでなく、分析を行っての改善提案をするWEBサイトのコンサルタントも行っています。
ただ、WEBサイトはモノとしてあるので分かりやすいのですが、WEBサイトの分析というとどんなものか想像しづらい方が多いようです。
WEBサイトの分析では膨大なデータが得られますが、具体的にどんなデータが得られるのか一例をご紹介したいと思います。

分析データの一例

訪問者数
文字通りWEBサイトに訪問された人数です。
人によっては短期間に何回もWEBサイトに訪問される人もおり、純粋に1回だけ訪問してきた人がどれくらいかを見ることもできます。

ページ閲覧数
PV(Page View)という単語で見かける方が多いかもしれません。
まず間違いなく訪問者数よりPVの方が多くなります。自身を振り返っても普通はWEBサイトに訪問したら1ページ以上見る機会の方が多いはずですので、その通りの数値となります。

直帰率
1ページだけ見てWEBサイトを離れた人が100人中50人いれば、直帰率は50%です。
2人に1人はWEBサイトをよく見ず離れているという指標です。
ただし必ずしも悪い指標ではありません。ブログなどの情報発信が多いWEBサイトは、ブログの記事を目的に訪問する人が多いので直帰率が高い傾向がありますが、記事のおかげで訪問人数を稼いでお問い合わせなどに繋げていくチャンスが増えます。

平均滞在時間
文字通りWEBサイトを何分くらい見られていたかです。
WEBサイトによって滞在時間はまったく変わりますが、私の体感では2~3分前後が平均像です。
これも一概に滞在時間が短いと悪い!というわけではありませんが、さすがに滞在時間が1分を切るWEBサイトはページ内容もよく見られていないし、問い合わせなどの入力機会も少ないことが予想されるので、1分以下は危険信号と捉えられます。

新規/リピーター割合
実際の店舗のようにWEBサイトにも新規訪問者とリピーターの概念があり計測が可能です。
これもWEBサイトによって、新規/リピートの割合がどの程度が良いかの評価が分かれます。
情報発信系のサイトであれば、ファンを獲得することが目的になる場合が多いため、リピート率が高いほうが良いですが、自社の製品・サービスを知ってもらうことが目的の場合だと、より多くの人に知ってもらうことが大事なので新規が多い方がそのWEBサイトは成功していると言えます。

訪問者の年齢分布・男女比
WEBサイトに訪問してきた人達の傾向を更に可視化することが可能で、一例として年齢分布と男女比も分かります。
特定の年齢層・性別向けに製品・サービスを展開している企業であれば、WEBサイトで想定ターゲット通りに狙えているかなどが確認できます。

データから分析できること

これ以外にも様々なデータが得られますが、一例として紹介しました。
ではこれらのデータがあればWEBサイトの分析は完璧というとそうではなく、むしろこれらのデータは真実の断片に過ぎません。
当社のコンサルティングでは、これらのデータを元に仮説・検証を行い、具体的なWEBサイトの訪問者像を割り出していきます。

 1.最も訪問している年代は20~40代で全体の50%。
 2.男女比では男3:女7。
 3.新規8:リピーター2の訪問割合。

たとえば上記のようなデータが得られたら、そのWEBサイトは『比較的若い層の女性訪問者が多く、リピーターも高い傾向がある』と分析できます。
次に重要な要素がそれが『何のWEBサイトであるか』です。

仮に求人を目的としたWEBサイトであれば、若手の女性からの注目が高いと読み取れます。女性向けの職場であればこれは非常に良い状態です。ですが企業側は男性の方が多い業界だと思っていて募集枠を男性と想定していた場合、企業と訪問者でニーズの不一致が起きていることが分かります。
その場合はどうするべきでしょうか?
ここは当社に依頼された企業様のご要望と案件を担当するコンサルタントによって方針が変わる可能性もありますが、私であれば「女性の注目が高いので女性向けの求職拡大や採用を行いませんか?」と提案します。
WEBサイトの分析では、企業様も気付いていないニーズを浮き彫りにすることが数多くあります。想定していなかったニーズではありますが、ビジネスのチャンスでもあります。

 ◆求職している業界は男性の方が多いと企業は思っていた
 ◆上記に基づき男性社員獲得のつもりで求人目的のWEBサイトを作った
 ◆実際は女性からの注目の方が高かった

今回一例として取り上げたケースでは、分析により上記にように整理できます。
ここからは企業様の考えも多く取り入れて今後の方向性を決めていきます。
女性ニーズを意識していなかっただけで、女性からの求人応募も歓迎であれば、WEBサイトの内容を女性からの求人応募をしやすいように調整したり、企業様がどうしても男性社員が必要となれば、男性訪問者が増えるようにWEBサイトを改良していきます。

当社コンサルティング業務のごく一部に触れましたが、どんなものか伝わったでしょうか?
実際には一例で挙げた数倍以上のデータが得られますし、それを元に分析・提案を行っています。
もちろん当社はWEBサイトの制作会社なので、提案した内容通りにWEBサイトそのものを改修していくことができます。
世の中にWEBサイトの制作会社とコンサルタント会社は沢山ありますが、両方できるところは意外と少ないんですよね……。
一社で出来るということは、企業側にとっても依頼先がひとつで済むというのもメリットかと思います。別でコンサルのアドバイスを受けて、制作会社に改修を依頼するのは手間ですし。
これほど詳細ではないですが、当社ではWEBサイトを持っている方向けの無料診断も提供しているので、気になったらぜひお問い合わせ下さい。

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