【人の心を動かす伝え方】CREC法とは
営業の鈴木です。
本日は、人の心を動かす、人に伝わる話し方についてお伝えしていきます。
皆さんも商談やプレゼンの際に、話の内容が支離滅裂になったり、会話の途中で何を話しているかわからなくなる時などはありませんか?
この方法を使えば、商談の際やプレゼンの時などに話を簡潔にまとめて、相手に伝わりやすくなります。
CREC法とは
CREC法とは話を論理的に展開する際のフレームワークです。
以下の順番で伝えることによって、話を簡潔にまとめて、相手に伝わりやすくなります。
- Conclusion(結論) まずは結論を最初に提示する
- Reason(根拠) その結論の理由について話す
- Example(事例) 結論を証明するような具体例を提示する
- Conclusion(結論) 最後にもう一度結論を話しまとめる
CREC法のメリット
CRECを活用するメリットは3つあります。
- 話す順番を意識する事でわかりやすく伝える事ができる
- 伝えたい事を簡潔に整理できる
- 具体例があることで、相手の印象に残りやすくなる
逆にCREC法を意識して話さない場合は以下のようなケースになりがちです。
- 話の内容が支離滅裂になる
- 話が長くダラダラ話してしまう
- 途中で何を話しているかわからなくなる
なぜ上記のようなケースになりがちかと言うと、理由〜結論の順で述べるから伝わりづらいんですね。
理由〜結論の順で伝える方法はクライマックス法というのですが、インパクトのある結論(オチ)が必要です。芸人さん等がよく使うフレームワークです。
クライマックス法は芸人さんや余程喋りなれている人でないとなかなか活用する事が難しいです・・。
CREC法の活用事例
例えば、CREC法を使わない場合の伝え方と使った場合の伝え方の事例を比較してみましょう。
CREC法を使わない場合
例 筋トレする良さを伝えたい場合
いやー最近身体が締まってきたんだよね。 ジムで筋トレしてると気分がスッキリしていいんだよねー。 だから筋トレはした方が良いと思うよ。 |
伝えたい事はなんとなくわかりますが、ちょっと分かりづらいですよね・・・。
CREC法を使った場合
例 筋トレする良さを伝えたい場合
【結論】 筋トレはした方が良いと思うんだよね。 【根拠】 なんでかというと、筋トレする事で筋力が向上するだけではなくストレス解消にも良いからなんだ。 【事例】 例えばさ、嫌なことがあったり仕事で疲れていても運動をした後、気分がスッキリすることない? 【結論】 筋トレをすることで幸せホルモン(ドーパミンやエンドルフィンなど)が分泌されてネガティブな気持ちにさせにくくする効果があるんだって。 だから、筋トレはした方が良いと思うんだよね。 |
話す順番を変えただけですが、伝えたい事が明確になりましたよね!
CREC法を活用することで
このようにCREC法をを活用することで、話を簡潔にまとめて、相手に伝わりやすくなります。
人は説得しても動かない。納得して初めて動く。
人というのは納得して初めて動く生き物です。
CREC法を活用して、人の心を動かす話し方ができるようになりますので是非、活用してみてください!
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CREC法は営業、コンサルティングなど、「人を動かす」仕事に絶大な力を発揮します。
CREC法を実践活用したい方、是非1度お話しましょう!