制作会社がおすすめするTV会議ツール
新型コロナは私生活にも職場環境にも大きな影響を与えましたが、同時に馴染みのなかった分野に対して新しい習慣を生み出すことにも繋がりました。
会社に行かずに自宅で仕事をするテレワークや、客先への訪問の代わりに電話などの別の手段でアプローチするなど、『そこへ行かなくても実現できる方法』が模索されました。
その中で、TV会議という言葉を聞いた方も多いと思われます。
巷で言及されることの多いこのツールですが、私達のようなサイト制作会社でも活用しているので、TV会議ツールがどんなものかご紹介したいと思います。
TV会議ツールってどんなもの?
まずTV会議ツールがどんなものか簡単にご紹介します。
といっても皆さんが思っているような「画面に相手の顔を映しながら話し合える」という認識で間違いありません。
もう少し詳細に、どんな条件で動くかといいますと、
#通信が繋がっている
自宅や公共のWifiや有線、スマートフォンの4G回線でもOK。
#カメラ搭載のPCまたはスマホ
自分の顔を映さなくてよければカメラ無しでも可。
#TV会議ツール
殆ど無料で使えるのでソフトをインストール。またはアカウントを作成は行う。
と、あちこちで使われているのも納得のハードルの低さです。
最近の機種であればカメラは大体搭載されていると思いますし、後付のカメラも数千円程度で追加可能です。
また、ネット回線で利用可能という点は「TV会議するだけで通信費が掛かる」ことが避けられるので、利用費が発生しない点も有用です。
代表的なツール
そんなコストがほぼゼロなTV会議ツールですが、調べてみると色々あってどれがいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?
巷でよく耳にされるツールのメリットとデメリットを交えて簡単にご紹介します。
ZOOM
TV会議ツールとしてどこでも名前が挙がる代名詞的存在。
知名度も信用度もあり、ビジネス用途の選択肢に上がりやすい。
<メリット>
#ビジネス用途での使用が多いため、対ビジネスでの導入がスムーズ。
#最大100人までの参加が可能。
<デメリット>
#無料版は3人以上参加で1回のミーティングが40分まで。
#参加者は不要だが、主催者はソフトのインストールが必要。
Gooogle Meet
Google独自のTV会議ツール。
2020年5月より無料化されたことで、有効な選択肢のひとつになりました。
<メリット>
#ソフト等のインストールが不要。
#Googleアカウントが必要なのは会議の主催者のみ。
#ミーティングの設定や参加が容易。
<デメリット>
#無料版は使用は1回のミーティングが60分まで、
#無料化から日が浅いため、使ったことがない人は簡単な使い方を知る必要があり。
Skype
元々はTV会議ではなく、カメラの使えるコミュニケーションツールとして席巻してきました。
世間的に広く普及した状態なので、その素地を活かしてTV会議としても使われています。
<メリット>
#ある程度普及しているため導入の手間が無い場合がある。
#個人用途として使い慣れている人が多いので、使用のハードルが低い。
<デメリット>
#ソフトのインストールが必要。
#会議前に参加者がお互いにIDの登録が必要。
WEB制作会社のおすすめツール
上記3つとも使ったことがありますが、おすすめはズバリ『Google Meet』です。
何故かと言うととにかく導入と使用の手間と使用上のデメリットが少ないからです。
個人・法人関わらず、Googleのアカウントをすでに持っている人は多いでしょうから、まずこれだけでミーティングの作成と参加権は得られます。
主催者でなければGoogleアカウントを持っていなくてもミーティングに参加できる点も魅力です。
ミーティングを作ったらURLが発行されるので、時間になったらURLにアクセスするだけでTV会議が開始できます。
個人的にはPCへソフトのインストールは最小にしたい派なので、導入ソフトを減らせるだけでも十分なメリットです。
またZOOMをよく使う人ならご存知ですが、1回の利用時間40分という制限に泣いている人は多いでしょう。Google Meetはもう少し長い1回60分ですので、打ち合わせの自由度が広がる意味でもおすすめです。
Skypeは1回4時間と十分ですが、事前にお互いのID登録・ソフトのインストールなどの導入ハードルの高さを考慮する必要があります。
相手が個人でもビジネスでもGoogleアカウントを持っている人は多いでしょうから、TV会議が必要になった時はまずは「Google Meetでどうですか?」と話を進めると手順の多いTV会議の手間も最小にできるかもしれません。
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