【初級編】Googleアナリティクス、年齢や性別といったユーザー属性を把握する方法
こんにちは、naganoです。
第1回【超初級編】Googleアナリティクスで見れるデータとは?
第2回【初級編】Googleアナリティクス、コンバージョン設定をしましょう!
第3回【初級編】Googleアナリティクス、デバイス分析
と解説してきましたが、今回はサイトに訪れている人がどういった年齢層や、性別の人が多いのかを把握する、ユーザー属性について解説したいと思います。
ユーザー属性の設定方法
ユーザー属性のレポートを見るにはGoogleアナリティクスで設定を行う必要があります。設定するのを忘れないようにしましょう。
1.Googleアナリティクスにログインして、 管理>プロパティ設定をクリックします。
2.「ユーザーの分布レポートとインタレストカテゴリレポートの有効化」をオンにする
レポートの見方
以上の設定を完了しデータが反映されると、以下の2つのレポートを見ることができます。
1.ユーザーの年齢・性別
2.ユーザーの興味関心
ユーザーの分布
ユーザー属性>概要をクリックすると、設定された期間内での年齢別・性別のセッション数や割合を見ることができます。
より詳しく年齢別、性別のデータを見たい場合は、ユーザー属性の中の「年齢」あるいは「性別」をクリックします。
例えばユーザー属性>年齢をクリックすると、年齢別のセッション数の推移がグラフで示されます。
年齢層は、「18-24歳」、「25-34歳」、「35-44歳」、「45-54歳」、「55-64歳」、「65歳以上」の6つに分かれて表示されます。
インタレスト
インタレストでは以下3点が確認できます。
1.アフィニティ カテゴリ(リーチ)
ユーザーが好むコンテンツやライフスタイル別のデータ
2.購買意欲の高いセグメント
コンバージョン(購入や会員登録など)を行う可能性の高いユーザーがどのようなコンテンツを利用しているのか
3.他のカテゴリ
「アフィニティ カテゴリ(リーチ)」をより具体的にしたもの。
活用方法
これらのデータを見ることで以下のような点を明確にできます。
1.ターゲットとしている年齢・性別がサイトを訪問しているか?
2.ターゲットのコンバージョン率は、ほかの年齢・性別よりも高いか?
3.想定していなかった、年齢・性別が訪問、コンバージョン率が高くなっていないか?
ターゲットが明確になっているサイトならば1や2のようにデータを確認することにより、ターゲットとしている層の訪問が少ない場合は広告を掲載したり、コンバージョンが少ない場合はターゲットに合わせたサイトに改修することを検討することができます。
また、年齢・性別におけるターゲットがないサイトでは、3のようにユーザー属性のデータをみることにより、コンバージョン率が高い層に対して、リスティング広告やディスプレイ広告の年齢・性別ターゲティングを利用し、集中的に広告を掲載するといった施策が検討できます。