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B'scre8

デジタルな疲労とデトックス

疲れてません?

眼精疲労、肩こり、頭痛……そんな疲れに自覚はないでしょうか。
こんな風に聞けば、殆どの人は該当してしまうと思います。
それに加えて、通知疲れ、ネガティブなニュースを見ての気落ちなどは如何でしょう?
今回は『デジタル疲れ』とその『解毒(デトックス)』についてのお話。

デジタル疲れ……って?

デジタル疲れと言いますが、何も肉体的に作用するものばかりの話に限られません。
まず先に肉体的な疲れについて。
スマートフォンなどの携帯端末の普及と使い道の多様化により、スマートフォンに拘束される時間は年々増加しています。
ビジネス目的の用途に限らず、SNSなどのコミュニケーションから、ネットを使った情報収集など、程度の差こそあれ、PCで出来ることはスマートフォンでも出来るようになったことで、携帯しやすくいつでも使える利便性で、スマートフォンを眺める時間は拡大しています。
MMD研究所の調査によると、スマートフォン利用時間が最も多いのは2〜3時間とのこと。
人によっては会社の8時間に加えてプライベードの3時間、半日以上もディスプレイを眺めている人がいてもおかしくないことを示しています。

これだけの時間、ディスプレイを眺めていれば、身体に影響が出るのも当たり前。
同じ姿勢・距離でディスプレイを眺め続けていれば、眼球のピントを合わせる毛様体筋は緊張しますし、視線も動かないので肩周りの筋肉も強張ります。
そうなると頭痛や肩こり、目の疲れなどよく聞く症状が表面化してきます。

では精神的な疲れとはなんでしょう?
思い当たる人が多いものとしては通知疲れ。
ビジネスに限らず、プライベートでもSNSなどのコミュニケーションツールは無数にあり、活用されています。
それらの利便性を知りつつも、自分に対する連絡が入った時の通知を見てうんざりしたことはないでしょうか。
人によってはいっそ、使っているサービスを退会したり、スマートフォンを投げ捨てたくなっているかもしれません。
いつでも連絡が取れるということは、当然ですが双方に取ってのメリットだからこそ、相手はこちらのことを考慮せずに気軽に連絡してきます。だからこそ通知で疲れるなんて状況が生まれてしまいました。

他にはネットニュースでネガティブな情報を見て気落ちするなど精神的に疲れてしまうなどあります。
「共感疲労」という言葉があるように、人は悲劇を好む傾向があります。ネガティブな情報の方が人の関心を得やすいのは、悲劇は自分にとって共感しやすいからです。
今は特にコロナという誰にでも自分にも通用する強烈な話題がある為、感染者数の増加などを日々チェックしては気落ちしている人もいると思います。

あくまで一例ですが、ライフスタイルの変化により、このような疲れ方が増えてきました。
では、対応策はあるのでしょうか。

デジタルデトックスのやり方

デジタルに触って疲れるならデジタルから距離を取ればいいじゃない!というのがデジタルデトックスです。
上記で挙げた内容の殆どはPCやスマートフォンなどを触ることで起こりうるものです。
そんなデジタルデトックスの方法として、スマートフォンなどを持たずに都会から離れてキャンプとかしよう!とあります。

まぁ言いたいことは分かります。それって何か解決するの、と。
結論から言ってしまうと、もはや我々はPCもスマートフォンも無しに生きていけません。
自分にとって必要か不必要かではなく、社会にとって使うのが当たり前になっている為です。
Life Hackerでも言及されているように、日々に必要な道具であり、それは短期的にしか断つことが出来ません。

もし、強い言葉で今の状況を表現するとしたら、我々は「中毒状態」なのです。
中毒であるなら、心身に影響があるのは当然ですよね。
中毒を断つ為には、自分を変えなくてはいけません。世の中全体が中毒になっている中で、世の中がたった一人の為に解毒を考えてくれるでしょうか?

手軽な方法としては、就寝1時間前にはPCもスマートフォンも触らないようにしましょう。
寝る前に得た情報は就寝時まで引きずることが多いため、睡眠自体にも影響を及ぼすのでメリットがありません。

そして出来れば、休日1日くらいはスマートフォンに触らない日があると尚良いです。
半端に時間で区切るより、まる一日とした方が触らないという気持ちに切り替えやすくなります。
やり方は簡単、電源を切ってしまいましょう。

ここで見つめ直して欲しいのですが、貴方がいつもよく触っているPC、スマートフォンでなければできないこと、その時間に操作してなくてはいけないことは幾つあるでしょうか。
休日も自宅で仕事をしている方には申し訳ないですが、休日にデバイスに触らなければならない強い理由はそれほど無いと思われます。殆どはコミュニケーションや情報収集を目的とした、時間を区切っていないなんとなく触っている時間ではないでしょうか。
こうした漫然とした使い方は中毒状態の表れに見えてしまいます。

生き方は変えられませんが考え方や動き方を変えた分、少しだけ自分に良い生き方には変えられます。
人とデジタルから、ほんの少し距離を取って、自分だけの時間を楽しむことで、心身の緊張を緩めることに繋がります。
社会全体が中毒の中、自分の健康を守れるのは自分の意志で行動を起こした人だけです。是非お試し下さい。

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