リスティング広告とは?今更聞けない、初心者の為の基礎知識
こんにちは!ビーズクリエイト営業の鈴木です。
今回のブログはweb広告の中でも代表的な、【リスティング広告】についてまとめていきたいと思います。
そもそも、WEB広告って何?
Web広告は、インターネット広告、オンライン広告、デジタル広告ともよばれ、Webサイトやメールなどに掲載される広告のことです。 大きな特徴としては以下となります。
・パソコン・スマートフォン・携帯電話・インターネットを利用している人に見てもらえる。
・従来の広告とは異なり、ユーザの性別や年齢、地域や行動履歴等の条件を絞って様々なターゲティングを容易にできる
・直接ホームページから購入や問い合わせができるので次の行動(購入・問い合わせ)に繋がりやすい
・広告を経由してホームページに訪問した人の数や、買い物をした人の数がリアルタイムで分かる
こうして見ると、WEB広告は従来の広告よりもメリットが多いのが分かると思います。
WEB広告の効果的な運用方法とは?
WEB広告は条件によるターゲティング機能が優れているので、どんなアクセス層を集めたいかによって広告手法が変わって来ます。
・低関心層・・・自社の商品・サービスを知らない、関心がない
・潜在層・・・自社の商品・サービスは知らないがその商品のジャンルのものに関心がある
・ 顕在層・・・自社の商品・サービスを知っている
・ 顧客層・・・自社商品・サービス利用中、使った事がある人
今すぐ客【顕在層】を獲得したいなら、リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーがGoogleやYahoo!といった検索エンジンを使用して検索した際に表示されるページに、検索キーワードに応じて表示されるWeb広告です。 ユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されるため、より購買意欲の高いユーザーを集客できるという点が大きなメリットです。 商品やサービスに興味・関心を持っている顕在層に適したWeb広告だと言えます。 また、手軽に始められる上に、ユーザーが広告をクリックして初めて料金が発生するクリック課金型であることも大きな特徴です。
*赤枠で囲んだ箇所がリスティング広告です。この場合は【ダイエットサプリ】と調べた検索結果画面に表示された場合のリスティング広告となります。
主なリスティング広告サービス
・Google Adwords
・Yahoo!プロモーション広告【スポサードサーチ】
リスティング広告のメリット
1.成果に繋がりやすいユーザーにアプローチできる
リスティング広告の1番のメリットは、検索結果に表示されたキーワードに対して表示される広告です。その為、検索する段階から、興味関心が強いユーザに対して広告を配信できる為、高い広告効果が期待できます。
2.即効性がある
運用開始後、すぐに効果を感じる事が出来ます。配信ボリュームによってはアカウント始動後の翌日には効果を感じる事が出来ます。また、仮説の検証もスピーディに行う事ができるので、素早い対応が可能です。
3.リアルタイムで変更が可能
管理画面上で、いつでも自由にキーワードの入札や広告文の変更、入札価格の調整が可能です。予算の推移や市場環境によって、運用者自身が調整を行う事が出来ます。 例えば飲食店がリスティング広告を運用するケースでは、営業時間1-2時間前に広告を配信し、店の閉店時間に合わせて広告の配信を停止する等の柔軟な対応が可能です。
4.クリック課金
リスティング広告は1回のクリックに対して課金される「クリック課金」という仕組みになっています。
その為、広告が表示されてもクリックされなければ費用は発生しません。
1回のクリックにかかる費用は、入札形式で行われています。(1円〜9999円)
またクリック上限単価を設定すれば、設定した費用が上限を上回る事はなく、一日の予算も自由に設定する事が可能です。
リスティング広告のデメリット
1.潜在層の顧客獲得が難しい
リスティング広告は、興味関心の強いユーザに対して効果的な訴求ができますが、それ以外の層に関してはあまり強い訴求の働きかけができません。
例えば、ダイエットサプリを例に見てみましょう。
顕在層は、ダイエットサプリの購入を考えているユーザー。
ユーザーの心理としては、ダイエットサプリの〇〇商品買おうかなあ。
⇒ 〇〇って商品あったなあ。
⇒ 「〇〇」で検索しよう。
⇒ ここから買えるんだ。
⇒ リスティング広告クリック ⇒ 公式サイトはこちら。 ⇒ 〇〇商品購入
潜在層は、プロアクティブは知らないけど、ニキビケア商品の購入を考えているユーザー。
ユーザーの心理は、ダイエットサプリ商品買おうかなあ。
⇒ どんな商品があるんだろう
⇒ 「ダイエットサプリ おすすめ」で検索しよう
⇒ ダイエットサプリ商品って色々ありそうだな
⇒ 〇〇商品とか〇〇商品とかあるんだ、もっと調べてみよう。
⇒ 他のサイトも見てみるか ⇒ 検索結果に戻る
⇒ 他のPPC広告クリック⇒ また検索結果に戻る ⇒ ・・・
このように、潜在層に向けてのリスティング広告からの訴求は、キーワードを工夫したりしない限りは潜在層への訴求は難しいでしょう。
2.運用コスト
代理店に運用するのはもちろん。見逃しですが、自社で運用する場合もその分の運用コストがかかってしまいます。
リスティング広告に限らず、インターネットの世界は日進月歩で日々、新しい機能が追加されます。その為、突き詰めれば突き詰めるほど、多大な運用コストがかかる傾向があります。
また、リスティング広告のアカウントは「キャンペーン」「広告グループ」で構成されています。
・キャンペーン・・・細かいターゲティングの設定を行うことができます。
広告を配信する曜日や時間帯、地域、デバイス(PC、スマートフォン)などから、対象層を絞り込みます。また、予算設定もこの階層で行います。
・広告グループ・・・検索キーワードを設定し、そのキーワードに広告を紐づけることができます。
キャンペーンでは予算設定をしっかりしておかないと、大きな損失に繋がる恐れがあります。例えば、予算設定しっかりせずに数ヶ月分の予算を1ヶ月で使い切ってしまった。関西圏向けの配信予定だったのにも関わらず、全国に配信してしまって、予算を無駄に使ってしまったなど。
このような失敗をしない為、確実に設定する必要があるのですが慣れていない初心者にとっては難易度が高いといえます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はリスティング広告についてまとめてみました。
・リスティング広告は今すぐ客【顕在層】に対して効果的な訴求方法
・即効性があり、リアルタイムで変更が可能
・潜在層の獲得が難しく、自社で運用する場合、予算の設定、ターゲティングの設定等は確実な設定が必要であり初心者には少々難易度が高め
リスティング広告は低予算から気軽に始めることが出来ますので、まだリスティング広告の配信を行ったことがない方は、この機会に是非試してみてはいかがでしょうか。
次回は【ディスプレイ広告】についてまとめていきたいと思います。