目指すのはエンジニア?デザイナー?
みなさんこんにちは
最近本気でデザインの重要性を感じているエンジニアの土屋です。
今日はエンジニア・デザイナーという職種についてエンジニアの見解を説明していこうと思います。
まずは、エンジニアとデザイナーの違いについて見ていきましょう。
エンジニアについて
今回はエンジニアと一括りにしていますが、この中には実に様々な種類があります。
1.システムエンジニア
システムエンジニアは基本的にシステム開発の上流工程を行うのが主な仕事です。
クライアントの要望を聞いて、システムの機能に落とし込んでいきます。
またエンジニアとしての目線からと、クライアントからの目線両方を持ち合わせる必要があり、
現場の開発者とクライアントの橋渡しを行うのも重要な役割となります。
2.ネットワークエンジニア
とは、コンピュータネットワークのシステムの構築(設計、初期設定、テスト)運用・保守、ネットワークプログラミングなどに従事するエンジニアである。情報通信を媒介し、様々なサービスを提供するためのプラットフォーム(UNIXやLinux、Windowsなど)や、それらの環境で稼動するサービス(ファイアウォールやDNS、MTA、ルータ、スイッチなど)の特性を理解し、これらの連携を実現するためにネットワークケーブルや回線といった物理的な要素やプロトコルにも幅広く精通するなど、情報処理関連分野のうち、特にコンピュータネットワークの分野に重点がある。(wikipedeiaより引用)
3.データベースエンジニア
データベースエンジニアは、データベースの構築・運用・保守を行うエンジニアです。
収集したデータを最適な方法で保存し、より高速に望んだデータを抽出できるようにデータベースに関する業務を行います。
また、データベースへのアクセス権限などの、データのセキュリティに関する業務を行う場合もあります。
(個人的な見解ですが、現在ではAIの発達によってビッグデータの活用が注目されている時代でもあります。
ですので、データベースエンジニアの需要は高まっていくと思っています。また、データベースの知識だけでなく、マーケティングなどセールスの知識を備えたマルチな活躍ができる人材は、さらに需要が高まるのではないでしょうか。。)
4.サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは目的に対して、最適なサーバー選びからそのサーバーへのOSインストール、アプリケーションインストール、権限の設定などサーバーに関する全ての業務を行います。
サーバーが外部からの攻撃を受けた場合など、トラブルが起きた際なども対応が必要となります。
他にもたくさんありますが。今回はこのくらいにしておきます。
webデザイナー
webデザイナーは、制作するWebページのレイアウト作成や、ページ全体の配色であったりを決めていくのが主な仕事になります。
コーディング(HTML,CSSを使用したページ作り)をするかどうかは会社によると思います。
デザイナーはデザインだけをしてエンジニアがコーディングを行う会社もありますし、
デザイナーが自らコーディングを行う会社もあります。(こっちのが多い気がします。。)
webデザイナーは、他にもイラストレーターやフォトショップなどのツールを用いてバナーを作ったり、サイトに使用されるアイコン、画像を作ることも必要となります。
次は、ビーズクリエイトでのエンジニアとデザイナーの違いについて見ていきましょう。
ビーズクリエイトでのエンジニア
ビーズクリエイトでのエンジニア業務は、大きく分けて2つあります。
1.自社サービス「ノウキナビ」の機能追加、不具合対応など
1では、php,javascriptだけでなく、html,cssのコーディングを行うこともありますし、
機能の改修に合わせて、要件定義書や設計書を書く場合もあります。
また、社内のセキュリティソフトの選定や、ネットワークの管理なども行います。
2.ビーズクリエイトでのクライアント業務
2での主な作業は、クライアントのサーバー、SSLの管理や、
クライアントの要望をwebサイトに反映させるためのシステム作りも行います。
ビーズクリエイトのエンジニア職に興味がある方はこちら
ビーズクリエイトでのデザイナー
ビーズクリエイトでのデザイナー業務はものすごく幅が広いです。
1.webサイトのデザイン(自社・クライアント含む)
2.webサイト制作のディレクション
3.web広告の運用
4.名刺・刊行物などの紙のデザイン
5.html,cssを用いたコーディング作業
6.wordpressを使ったサイト制作(プログラミングの知識が必要)
7.弊社(ビーズクリエイトの母体である唐沢農機)の店舗デザイン
8.写真撮影
9.サイト解析、webコンサル
今回はこの9つをあげましたが、細かいものもカウントするのであればこれだけでは足りないと思います。
デザイナーの仕事領域は会社によって違うとは思いますが、ビーズクリエイトでのデザイナーの仕事領域は少し広いかもしれません。
ビーズクリエイトのデザイナー職に興味がある方はこちら
次にエンジニアとデザイナーの求人について見ていきましょう
エンジニアの求人
地域別でエンジニアの求人を見てみると、
順位 | 地域 | 求人数 |
1位 | 関東(東京:14,130件) | 16,649件 |
2位 | 関西(大阪:4,509件) | 5,539件 |
3位 | 東海(愛知:4,328件) | 5,012件 |
4位 | 九州・沖縄 | 2,437件 |
5位 | 中国・四国 | 2,340件 |
6位 | 東北 | 1,566件 |
7位 | 北信越 | 1,454件 |
8位 | 北海道 | 1,112件 |
上の表を見てもわかるように、エンジニアの求人は首都圏に集中しています。
エンジニアとして働こうと考えているのであれば、都会に行った方が条件もよく、
かつ分野も豊富だと思います。
また、エンジニアには自社サービスを作るエンジニアと
いわゆるsierと呼ばれるIT企業でない企業のシステム開発・保守・運用から
ハード・ソフトウェアの導入までを請け負う会社に所属するエンジニアの2種類がいると言われています。
要するに受託開発と自社開発ですね。(個人的には地方にもっとエンジニアの求人が増えればいいなと思っております、、)
就活中でこのブログを読んでいる人なんかは、どちらの開発に携わりたいかを考えてみるといいと思います。
デザイナーの求人
webデザイナーの求人もエンジニアと同じように大きく二つに分けることができると思います。
・自社サービス、自社サイトのデザインなど
・受託型のサイト制作、webに関するデザインなど
デザイナーの職種は求人によって種類がたくさんあると思うので、
自分のスキルと会社に求められていることを照らし合わせて求人を探してみるといいかもしれません。
次はエンジニア・デザイナーになるにはどうしたらいいの?を考えていきます。
エンジニア・デザイナーになるには?
エンジニア・デザイナーを目指す場合は、自分がどんなエンジニア・デザイナーになりたいのかを考える必要があります。
自分で起業するためのエンジニアの知識なのか、AI開発に携わるエンジニアになりたいのか、
ゲームアプリ開発のエンジニアになりたいのか、
デザイナーであれば、自分を表現する芸術作品としてのデザインがしたいのか、人のためになるようなデザインがしたいのか、
などこの部分によって自分が進むべき道が見えてきます。
大学や専門学校などで学べる知識は限られていますので、この時に勉強するコース選びも重要になります。
独学や未経験からエンジニア・デザイナーに転職したい方も今の時代多いと思います。
私自身も独学でプログラミングを勉強していた時期もありましたが、
相当強い意思がないとこれは難しいです(笑)
やはり、知識が豊富にある人から学ぶのが一番成長に繋がります。
お金はかかりますが、働きながらでも通えるプログラミング・デザインスクールもありますし、やはり一番は学校などに通って勉強するのが入り口としては最適だと思っています。
エンジニア・デザイナーになるためにできることはあるの?
エンジニア・デザイナーは目まぐるしく業界の情報が更新されていきます。
とにかく、業界で有名な人のブログや本を読んでみたりすることはスキルアップにも繋がりますのでおすすめです。
まとめ
個人的に考えるエンジニア・デザイナーについて
エンジニアの中にもフルスタックエンジニア、デザイナーの中にもフルスタックデザイナーという言葉がありますが、
一人で全てのエンジニア職・デザイナー職をこなせる人材はとても貴重で、重宝されます。
なぜなら、本来であれば何人かのチームを組んでしなければならない仕事を一人でこなすことができるからです。
仕事の情報共有、会議の時間や意識合わせ等も必要ありませんし、何より依頼する人間も一人で済むので、費用も工数も少なくなります。
さらに今後は、エンジニア職とデザイナー職を両方行うことのできる人材も出てくると思っています。
(というかすでにいるかもしれません、、)
これは私の経験からいってもとても効率がいいです。
ビーズクリエイトでいうと、自社サービスのデザイン変更などがあった際は、都度デザイナーにデザイン依頼をして、そのもらった成果物をエンジニアがコーディングするという作業が必要になります。
エンジニアが自社サービス機能の追加などを行う際もデザイナーとの連携が必須となります。
もし、デザインが行えるエンジニアまたはシステム改修ができるデザイナーがいたら上記は必要なくなり、
UI・UX改善とシステムを絡められるとすれば、ページの読み込み速度に合わせたデザイン、
不快感を与えないフォームバリデーションのチェックデザインなど、静的なページデザインだけでなく、動的なページデザインを実現することができます。
(すでにビーズクリエイトのデザイナー陣はデザイナーの枠を超えてきているので、エンジニアとしては毎日ビクビクしております。)
ビーズクリエイトのデザイナー職に興味がある方はこちら
これからのキャリアを考えている人は、ぜひフルスタックエンジニア&フルスタックデザイナーを目指してみてはいかがでしょうか。