“ノウキナビ”は中古農機売買サイト。
梅雨に入り、うっとうしい日々が続いている信州です。
でも、わたしにとってはうれしい毎日。だって、最低気温が15℃以上になっているから。
ちょっと前までは、10℃をちょっと上回るぐらいで、3台あるストーブもまだ出したままの状態。でも、そろろろ片づけます。
さて、今回もわたしが編集をしているPR誌に書いた記事のご紹介。
弊社で運営している、中古農機の売買サイト“ノウキナビ”のブログで人気の高いのをPR誌用にアレンジしたものです。
バインダー(稲刈り機)は、中古品で申し分ありません。
収穫シーズンはまだなのに、なぜ、バインダーのおハナシ?
田植えが終わり、稲がスクスク育って、田んぼは水が満ちている今日この頃。「どうして、この時期に秋に使うバインダーの話題なの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
それには理由が。農機具はシーズン直前が購入のピークです。需要が多く良品の中古が品薄になる可能性があります。ですから、より程度が良い機械を求めるなら、早すぎると思うぐらいのタイミングがいいのです。
最近、展示会などを見ると、中古農機の先取り買いのお客様が増加する傾向にあります。田植シーズンに田植機よりも、バインダーやコンバインの方が売れた実績もあるほどです。
バインダーで起こるトラブル、ほとんどが結束不良です。
紐がうまく束ねてくれない。バインダーにおける不具合はおおむね結束の不良です。その原因の7割は、紐が古い、汎用の安いモノを使っているなど、紐そのものにあります。
解消の近道は、新品の純正紐に変えることです。純正の紐は、高精度で太さが均一。ちょっと価格は高くなりますが、驚くほどの差が出ます。ぜひ、お試しあれ。
その他、メカニックに関わる不調も考えられます。
紐によるトラブルの次に多いのは、紐ブレーキと結束ガイドの摩耗。これはわかりにくいので、専門家に診てもらったほうが無難です。
また、搬送ベルトがすり減っていたり、結束機の油切れなども考えられます。いずれにしても、紐を変えること以外で結束不良が出たら、農機具屋さんに相談することが得策です。
1年に2日ほどしか使わないバインダーは、中古で十分です。
収穫でバインダーを使ってる方の使用頻度はいかほどでしょう。年間に1~2日ぐらい。長くても3日ほどかもしれません。
ということは、あまり使っていないので中古でも状態がいいということです。逆に、1年のほとんどを倉庫に置かれるバインダーは、新品で購入しなくてもいいのでは。
中古で十分ということになりませんか。稲作面積が少ない農家さんや、はぜ掛けでの乾燥にこだわる方には中古のバインダーがおススメです。