逆さに読んでください。“ごちイチゴ”。
ここは、まだ桜の開花宣言が出ていない、春まだ遠き信州です。
いつになっても花見ができません。なので、先週、先々週と、連続で東京方面に花見に行ってきました。
わざわざ行ったワケではなく、先々週は埼玉の大宮出張のついでに上野公園で。
先週は、不幸があったので、葬儀のついでに、地元の横浜や、中目黒、日比谷公園にも行きました。
信州で桜が咲いたら、あちらの友達やカミさんを呼んでワイワイやる予定。
さて、今回もわたしが編集しているPR誌のご紹介。記事は農業事業部についてです。
信州大学との共同実験栽培の成果。“信州ごちイチゴ” のデビューです。
“信州ごちイチゴ”は、信大BS8−9。
“ご馳走イチゴ”と言われるような豪華な味とカタチを目指して育てられた“信州ごちイチゴ”は、信大BS8-9という品種。名前でわかるように信州大学農学部で開発されました。
6年の歳月をかけて品種改良を重ねて誕生した信大BS8-9。実はこの一年間、わたしたちは信州大学と共同で栽培していたのです。
生みの親である大井教授もカラサワファームに足繁く通っていただきました。そのおかげもあって、BS8-9は順調に成長。やっと“信州ごちイチゴ”として出荷できるようになりました。
どこから食べても美味しい“ごちイチゴ”。
“ごちイチゴ”。逆さに読んでみてください。“ゴチイちご”。同じです。“ごちイチゴ”の名前は、「ご馳走」に由来しますが、たまたま回文になりました。
回文とは、始めから読んでも終わりから読んでも、同じ言葉になる文句。「竹やぶ焼けた」が有名ですが、「世の中ね顔かお金かなのよ」なんていうのもありますね。
すこしハナシが回ってしまいましたが、カラサワファームの“信州ごちイチゴ”は、上から食べても下から食べても美味しいイチゴです。
先日、出荷前に試食会をやりました。有名イチゴ銘柄2種と比べる目隠しテストです。結果は、“信州ごちイチゴ”が一番の評価をもらいました。
意見のなかに「どこの部位も味が均一」というのもあって、名前負けしていないと思った次第です。
一流ホテルなどで提供されている高級イチゴ。
信州ごちイチゴ”の仲間は、某有名テーマパークや一流ホテルでも一年中提供されています。というのも、信大BS8-9は“四季成りイチゴ”といって、年間通して収穫できるからです。
いつでも食べられる高級イチゴ。ぜひ一度、お試しいただければ幸いです。