地域貢献もしてますよ。
あけましておめでとうございます。
このブログが公開される頃が、ちょうど私の誕生日。67歳になっちゃった。
それにしても去年は、“今年の漢字”に「災」選ばれるほど、災害が多い年でした。
ボランティアがクローズアップされたも「災い」に関連してのこと。
今年は、災い転じて福となって、「福」が選ばれる年になればと祈るのみです。
さて、毎回ご紹介しているわたしの編集によるPR誌からの記事。
ボランティアじゃないけど、ちょっとした地元貢献のおハナシです。
農機具をご自身の手で格納整備。いま農機工場を無料開放しています。
12月20日まで実施している“農機工場無料開放キャンペーン”。おかげさまで、地元農家の方々に好評をいただいています。
このキャンペーンは、1年間使った農機具を格納整備する時に、『わたしたちの工場の設備や工具を自由に使ってください』という趣旨のものです。
特殊工具、コンプレッサー、高圧洗浄機など、整備に必要なプロの道具が使い放題。もちろん、一級整備士によるアドバイスを受けつつ作業ができます。
オイル交換もご自身でやっていただくことで、負担はオイル代の実費をいただくのみ。リーズナブルに高度な格納整備ができるこの“農機工場無料開放キャンペーン”。
秋の収穫が終わった後、「ごくろうさん」と自分の手で格納整備をすることで、農機具への愛着がさらに深まるのではと考えて企画したものです。
ご利用の際は、3日前までに電話にて事前予約をお願いします。
「今度からは自分で出来る」。自信をつけてお帰りでした。
先日、“農機工場無料開放キャンペーン”に参加していただいたお客様のお話です。ご持参いただいたのは発電機。
「ガソリンを抜いて仕舞っておいたんだけど、掛からなくなってしまいました」とのこと。
整備士は、この手のトラブルの原因は分かり切っています。「ガソリンタンクは空っぽにしても、キャブレターからは抜きませんでしたね」。
ガソリンは3ヶ月で劣化します。ですから、使わない時期は抜いておくことが鉄則です。
ただ、見落としがちなのがキャブレター。ここに残った燃料が劣化して詰まってしまうことが多々あります。
この発電機も同じケースです。整備士は「このキャブレターを外して分解。純正の洗浄材を吹きかけて」とお手本を示します。
組み立ててエンジンを掛けたら一発で始動。手順を写真で記録していたお客様は、「これからは自分で出来ます。ありがとうございました」と自信をつけられたご様子でお帰りになりました。