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ビーズクリエイトの日々

農業に興味のある方は、ぜひ“ノウキナビ”をのぞいてみてください。

天気予報で「危険」というコトバが使われるほど、記録的な猛暑が続いていますが、ここ長野も同じです。

ただ、わたしは最低気温が連日20度超えするのを、むしろ喜んでいます。というのも、8月だというの、まだ冬の信州の「寒さ」のトラウマがまだ溶けないで残っているからです。

だって、5月の連休が明けても、まだストーブ生活。コタツで丸くなっているような生活を想像できますか。

「だったら、北海道はどうなのよ」といわれるかもしれませんが、こっちって特に住宅が北海道や東北ほど寒さ対策が徹底されていないんです。

寒さをちょっとナメているというか、中途半端なので寒さがこたえるもかも。なので、いまの異常な暑さが快適に思えるというのは言い過ぎですが、苦ではありません。

さて、今回もわたしが編集している弊社のPR誌の記事のご紹介。ネタは“ノウキナビ”という中古農機の売買サイトの人気ブログからもらいました。

 

【ノウキナビ 発】 農機具お役立ち情報

唐沢農機サービスは、インターネットで中古の農機の“売りたい”“買いたいを”をつなぐ“ノウキナビ”というサイトを運営しています。ここのブログでは、いつも農家さんがお使いになっている農機についての情報を発信中。なかでも皆様のお役に立てそうな記事を、ひとつひとつご紹介したいと思います。

はじめてのトラクター購入。まずは、最適な馬力で選びましょう。

トラクターは、作業機(アタッチメント)を付け替えることで、いろいろな作業ができる、とても便利な農機です。

ただ、トラクターに、どんな所で、何をしてもらうか。目的によって適性が違うので、機種を選ぶのが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ということで、今回は「馬力」で選ぶシンプルな方法と、基本的な押さえどころをご紹介します。購入の際の、参考にしていただければ幸いです。

 

トラクターが出来る仕事はいっぱいあります。

トラクター(tractor)は、ラテン語のtrahere(引く)に由来します。

ですから、トラクター本体は、単なる“牽引(けんいん)車”ですが、搭載する作業機によって、ほぼすべての農作業ができることが素晴らしいところです。

ロータリーなら耕起。ドライブハローは代掻き。ブロードキャスターとライムソワーは肥料撒き。

あぜぬり機も掘り取り機もあります。作業機は他にも沢山ありますが、ここで、作業機を“使う”か“使わない”かが、トラクター選びの分かれ道です。

 

作業機を使うつもりなら16 馬力以上がおススメ。

トラクターに作業機は、3点リンクもしくは2点リンクで取り付けられます。高馬力には3点が、低馬力に2点が多いのが一般的。

メーカーにもよりますが、16馬力前後がその境目になります。16馬力以上に装備されている3点リンクは、幅広い作業機が取り付けができ、中古の作業機も見つけやすいというのがメリット。

2点リンクは、搭載できる作業機が限られます。ということは、いろいろな作業機を使う予定がある方は、16馬力以上のトラクター。ロータリーで耕起するだけでいいと思うなら最小馬力で大丈夫です。

 

土質によって馬力を選ぶ。

耕作地が粘土質の場合は高馬力が必要です。田んぼだけ、もしくは田んぼと畑の両方で使われる方は、粘土質でない土地では20馬力以上で大丈夫。粘土質では25馬力以上が安心ラインです。25馬力以下だと、エンジン・ストップを起こしてしまう可能性があります。

また、ブームスプレーヤーで畑を消毒する場合、タンクの重量だけでも小さくても500キロあるので、粘土質であっても、なくても30馬力以上が必要。消毒はしない方は、粘土質では25馬力以上、でない畑では18馬力以上で十分です。

 

無難なのは2530馬力。

日本で多く使われているのが25~30馬力モデル。各メーカーもこのクラスに一番力を入れています。

傾き制御などの自動機能がほぼフル装備なのも、人気の理由です。迷ってしまったら25~30馬力を選びましょう。