googleの公式ブログに乗っているホームページのSEO対策
母親の顔をコピペしただけの息子は早7歳、その息子のコピペした娘はやっと3歳。
世の中には3人のそっくりさんがいるらしいですが、どうやら検索する必要はなさそうですヤマモトです。
検索といえばSEO。いってみましょう。
SEOは年々難しくなってきている
いつまでたっても重要度の高いSEO。気にされていない担当者やオーナーはまずいないでしょう。
ですが年々その難易度は上がってきています。
1)いろんな企業や人が作るホームページの数は際限なく増え続ける
2)増え続けるホームページのほとんどがSEO対策をする
3)検索エンジンがどんどん賢くなってきている
の3点が主な理由だと私は考えています。
業者に投げておけば勝手に好きなキーワードの順位が上がっていくものでも、ましてや低コストで大きな集客をすぐに生み出せるものでも、もはやありません。
なんとなく底の浅いページをたくさん作っても売上に繋がるどころが、流入だって満足に増えないと断言できます。
日本に存在する7000万〜8000万のホームページと競争
ちょっと調べてみると、世界には軽く12億以上のホームページ(ドメイン?)があるらしく、
日本語のホームページはその6%弱、7000万〜8000万ほど存在するようです。(参照)
ウェブページの数でいうと、1ホームページあたり10ページくらいだとしても7億〜8億ページ存在することになります。
データの精度は正直わからないものの、ホームページを運営する企業、担当者にとっておそらく一生避けて通れないSEO対策は、そういう中での戦いだと思っておいても間違いはありません。
私に例えてみましょうか。
日本の人口は1億3000万人ほど、
そのうち私と同じ40代は480万人くらいらしく、
つまり私の競合はその480万人です。ちなみに非常に競合が多い世代です。
そんな様々なことに疲れ切った世代がひしめく日本の中で、もし「美女たちに聞いた、デートしてみたい40代」の10位以内を私が目指すとしたら・・・
現状の私はは男性が10人ちょっと在籍するだけのウチの会社で10位以内だったら超ラッキーな程度で、住んでいる長野県東御市という小さな町でも下から数えたほうが早そうな40代なので、頼むから誰か私を止めてくれと言わんばかりの相当なチャレンジです。
ソックリ3人衆に愛想を尽かされてもいい、仕事も友人も失い残りの人生を全部棒に振ってもいい。
それでも到底たどり着けない山の頂きであろう美女とのデート1回を目指すんだ。
そんな覚悟が必要です。
逆にわかりにくくなったかもしれませんが、それくらい大変です。
で、対策していかないといけないんですが。
いろいろ手がある中で一番伸び代が無いのが、自分をたいして変えずに表面的によく見せまくろう。という手段です。
一時的に目立てるかもしれませんが、中身がないことはすぐに見抜かれるのでデートという成果には結びつきにくいはずです。
検索エンジンでのホームページの競争力には、事業の競合優位性がそのまま反映される
今回私が一番言いたいのはそこでして、やっとホームページの話しに戻ります。
ただ単にホームページだけをそれなりによく見せたり、キーワードもターゲットが好きそうなのを盛り込んだりするだけでは絶対に最終的な目標にはたどり着けません。
ちょっと古い記事ですが・・
年々アルゴリズムが難しく、賢くなってきているGoogleの公式ブログに「良質なサイトを作るためのアドバイス」にも、ウェブページの質以前のことを問う設問が多くあります。
SEOに限らずマーケティング全般の本質だと私は考えているんですが、専門的で独創的な企業の価値、事業の価値ってなんだろう?という部分をしっかり考え設計しておくことは、こんな時のためにもやっぱり最重要です。
集客では、シンプルに素直にそれを表現するだけで済ませるのが一番効果が出ます。
企業のSEOとその先にある成果(売上)にとって最も大事なのはそもそもの事業計画、ビジネスモデルです。競合との優位性をホームページで表現し、ターゲットにとって有益な情報や解決策をしっかり提供する必要があるからです。
そんな意識でホームページを作って運用で改善していけば、嘘のない強い強いキーワードが勝手にたくさん盛り込まれた「素敵なコンテンツ」を多く備えた「資産」がきっと出来上がります。
当社ではホームページの制作やSEO対策だけでなく、そういったいわゆる上流工程から一緒に考えるお手伝いや実行力を高める体制作りのご相談も承っております。