デザイナーが考える目標設定の重要性【その3:目標は効果計測してこそ価値がある】
こんにちは。デザイナーの野尻です。
目標設定の重要性というお題も早3回目となります。
今回は目標と切っても切れない関係にある「効果計測」を焦点にしたいと思います。
計画した目標が全て達成できるとは限らない
入念に計画した目標でも、達成できるものもあれば、思わしくない結果のものも必ず出てきます。そんなとき、思わしくない結果はリカバリーする必要があります。
効果計測は目標の達成度合いを図るもの
そもそも計測しなければ良い悪いの判断ができません。できたとしても非常にアバウトな判断となってしまいます
目標の達成度合いを把握できる環境があってはじめて計画にも意味がでてきます。
具体的にどのように効果計測するのか
目標それぞれに達成度合いを示す「指標」を設定することで効果計測をすることができます。
例えばWeb広告運用を例に考えてみます。
広告の評価を行う際は、 CV数(目標達成数)や CPA(費用対効果)で行うのが基本です。
その他にも、広告媒体やクリエイティブを比較する場合などは、クリック率( CTR)や コンバージョン率( CVR)などを使うことが望ましいとされています。
クリック率( CTR:Click Through Rate)
表示された 広告がクリックされた割合を表し、 CTR=(広告のクリック回数)÷(表示回数)で算出されます。クリック率は、 ユーザーが 広告にどれだけ興味を持ったのかを測る指標です。
例えば、 バナー広告の訴求内容を変えてABテストを行う場合、クリック率で比較することで、訴求が ニーズに合致していたのかが分かります。
コンバージョン率( CVR:Conversion Rate)
ウェブサイトや ランディングページに流入し コンバージョンした割合で、 CVR=( CV数)÷( 広告のクリック数)です。 広告運用で最大化するべき指標の一つです。
例えば、 バナー広告のクリエイティブだけを変え、クリック率は高くなったが CVRが下がった場合、 広告に興味を持ったが、 ランディングページの内容や訴求と広告が合っていないかもしれません。出稿状況を確認し改善を行いましょう。
広告費用対効果( ROAS:Return On Advertising Spend)
投資した広告費に対して得られた売上の割合を表し、 ROAS=( 広告経由の売上)÷(広告費)で算出します。 ROASが高いほど獲得効率が高いことになります。
全体の ROASを見て 広告投資に見合った売上なのかをチェックしたり、 広告媒体別に ROASで効率のよい媒体を評価し、予算の最適化を行ったりすることが必要です。
そもそもコンバージョンとかランディングページとかABテストとかなんぞやという方
次回もう少し掘り下げてご説明します!
そういったよくわからないものは専門家に全てお任せするというのも手です。
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