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〜情熱の原動〜 大企業のSEと、中小企業のSEの違い 

リクルート, 働き方

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はじめまして!
ビーズクリエイトでエンジニア兼プログラマ兼雑用をやっております箱田と申しますっ。

ブログには、業務の中で覚えた同業の方のお役に立ちそうな Tips や、
日々の業務の中で感じたことなどを書いていこうと思っております。
第一回目の今回は、自己紹介がてら、エンジニアとして歩んできた半生の中で感じた
大企業のSEと中小企業のSEの違いについて書いてみますっ。
「中小企業のSE」、と形容するより「ビーズクリエイトのSE」と言った方が良いかもしれませんね。

私は20代前半から約10年間、大企業のSEとして努めておりました。
ビーズクリエイトと縁があり、弊社のSEとして現在は在籍しています。
ビーズクリエイトで働きだして2年目になります。

やはり前職とビーズクリエイトでは勝手が違い、戸惑うことも多々あります。
どちらの方が良い、とは一概には言えません。
どちらにもメリット・デメリットがあるのです。


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大企業の SE として働くことのメリット

  • 社内研修制度が充実している
  • 経営が安定、福利厚生がしっかりしている
▪️社内研修制度が充実している

前職では、研修制度が大変充実しておりました。
パソコンの電源を長押してシャットダウンしていた自分が今や Linux系サーバを何も見ずに構築できるようになったのは、
この社内研修制度のおかげでもあります。
ありがとう当時の社内研修!

▪️経営が安定、福利厚生がしっかりしている

SEに限らずこれは大企業で働くメリットでもありますね。
良いか悪いかは別として、大企業に正社員として雇用された以上、
問題をおこさなければ仕事ができなくても定年まで安心です。

大企業の SE として働くことのデメリット

  • 業務で最新技術に触れる機会が少ない
  • 新しいものを提案・導入しようとしても上層部の説得が大変
▪️業務で最新技術に触れる機会が少ない

前職では、基幹サービスが IE6 のみサポート、ということが珍しくありませんでした。
IE9 がリリースされていた 2011 年当時においてもです。
また、業務用端末に社内推奨として認められていないアプリや開発環境を
勝手にインストールしようものなら、
業務に必要なければ消しなさい、と警告がきました。
これは情報漏洩対策の一環ですので、この姿勢に異議を唱えるつもりはありません。
しかし、このような環境の中にいるエンジニアはやはり、
最新分野に触れる機会が少なくなります。

Git って単語を知らなかったエンジニアなんて、ねぇ・・・。
そんなエンジニアいるの!?って思った方、いるのですよ、それが。
誰かって? 当時の私です・・・。

▪️新しいものを提案・導入しようとしても上層部の説得が大変

前職では、2年ほど社内インストラクターとして従事した期間がありました。
全国の都道府県に支社があるため、
県外へ新入社員のインストラクターとして出張することも度々ありました。
同じ新入社員でも、本社のエンジニアと支社のエンジニアでは技術力の差が開く傾向にあったので、
Eラーニングプラットフォーム Moodle でのシステム構築提案をしたことがあります。
当時の直属の上長は快諾をしてくれたのですが、
さらに上の管理職の方々は首を縦に振ってくれませんでした。
新しいことを始めるには上層部のハンコをもらわなければならなかったのですが、
ハンコを押すということは責任を持つということです。
新しいことを始める責任をとりたくないのです。
社内用Eラーニングシステムという、直接お金を生み出さないものに対してはなおさらでした。


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ビーズクリエイトの SE として働くことのメリット

  • 会社を大きくしようとする情熱が持てる
  • みがる(身軽)!
▪️会社を大きくしようとする情熱が持てる

私がビーズクリエイトに在籍している理由は、ここにつきます。
前職はグループ会社をすべてあわせると社員が 10万人いました。
どんなに自分ががんばったところで、所詮 10万分の 1です。
それが今では 数分の 1・・・。
会社を倒産させるのも大きくするのも、数分の1を担っている自分次第、というところがあります。

そのため、情熱を持って仕事に臨むことができています。
仕事への情熱の原動力は、ひとそれぞれだと思います。
お金を稼ぎたい、出世したい、誰かに認められたい、自分の手で動くものを作りたい、
IT系の知識では誰にも負けたくない、お客様の笑顔を見たい、
誰かの役に立ちたい、家族を幸せにしたい・・・。
仕事を頑張ってる姿をみせて異性にモテたい、なんていう情熱も、
私個人としてはアリだと思います。
そういった情熱を、前職では見出せませんでした。
社会人になると起きてる時間の半分は仕事をしているわけですから、
やっぱり情熱をもって仕事をしたいものです。

そして、会社規模が大きくなりそうな予感を社員全員が(おそらく)持っています。
弊社の事を良くご存知ない方は、弊社の制作実績のページを見てみてください。
立ち上がって3年程度でこの大きなお客様の数々・・・。
将来が楽しみすぎる・・・・ッ!

▪️みがる(身軽)!

身軽です。大企業の風土に慣れていた自分にとってはびっくりするほど身軽です。
たとえ自社サービスであっても、システムの修正などをおこなう際、前職では
その修正をおこなう理由を文書に起こし、稟議を通し、スケジュールを作成し、
作業手順書を作成し、関係部署にシステムの停止連絡をし・・・と、多くの調整が必要でした。

その点ビーズクリエイトでは、社内ミーティングで修正が必要と判断された箇所や
お客様から不便だとご意見をいただいた際、
私の業務都合にもよりますが、早ければ当日のうちに修正しています。

この身軽さは、システムを作って動かすというプログラマ冥利に尽きるというものです。

ビーズクリエイトの SE として働くことのデメリット

  • 技術的な分野で相談する人がいない
▪️技術的な分野で相談する人がいない

前職には、ウィザードと呼ばれる卓越したエンジニアの方々が一握りですが居りました。
私は今でも、あの人だったらこういう時どうするだろう?と
当時のウィザードに自分をなぞらえて仕事をする事があります。
技術的な問題がどうしても自分で解決できない時は、
そういった方々に助言を乞うこともありました。

しかしビーズクリエイトでは、エンジニア・プログラマを自分一人で任されています。
技術的に詰まったとき、相談する相手がいません。
それを乗り越えたとき、その技術は確実に自分のスキルとなるのですが、
なかなか孤独なものです。

これを読んでるエンジニア、プログラマの方!!
ビーズクリエイトきてみません?楽しいですよ〜〜っ。
そして私の相談相手になってあげてください・・・。

企業規模に関わらず、SEとして必要なこと

いかがだったでしょうか。
大企業SE、ビーズクリエイトSE のメリットデメリットをざっとあげてみました。
また、企業の規模に関わらず、SE・プログラマとして以下のものが必要だと思っております。

  • コミュニケーション能力
  • 向上心
  • 英語力

これらについては、また次の機会にご説明しようと思います。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございましたっ。