【サンプル配布】googleアナリティクスのデータを使った、デバイス別セッションのZチャートを半自動で生成するスプレッドシート
そもそもZチャートとは?
任意の指標を、任意のスパンで観測できる。
中長期的な動向を俯瞰するのに適している。
事業・施策の継続判断や、大きな方向性を決める際の参考として使える。
単月など小さなスパンでは一見調子が良さそうでも
大きな流れの中では衰退傾向にあったりする。
そういった事を発見できる。
目で見て分かりやすくなるので、説明用の図として有用。
詳しいことはこちらで。
Zチャートで推移傾向をつかむ──住中先生の「ビジネス極意」(アスキー)
アクセス解析で使えそうな場面
個人的には主に
- ECサイトの売上(カテゴリー別や商品別などでも。)
- セッションやユーザー数の動向(広告効果だけに絞ることも)
- ベンチマークデータと比較して市場動向との乖離を確認する
などで使っていて、
月次の推移だけでは気付けない発見があるし、先述の通り全体的な指針の提案や策定の際には良い判断材料になったりする。
※CPAみたいな、下がったほうが良いものや、CVRみたいなパーセンテージものにはあんまり向かないかもしれない。
しかし毎回一から作るのはちょっと面倒くさい。
何年分もデータがある場合は面白い資料になるんだが、
量が多いだけに毎度毎度データ取りに行って加工して計算してグラフ作って・・・が非常に面倒くさい。
良い方法を探したけど見つからないので、しょうがなく自分でなんとかする事にし、
結果的に出来上がったのが主題のサンプル。中身はデバイス別のセッションが集計できるように設定してある。
公開・配布の経緯
同じように、こういうの探している人が他にいるかもなと思ったので、良かったら貰ってやってください。
詳しい人ならもっと便利にできそうなので、そういう方の目に留まってより良くなったものを逆に貰いたい。
少しでも分析や集計をご担当されている方々の参考になれば嬉しいです。
サンプルはこちら
【スプレッドシート内容】
- Report Configuration
- ダミーデータによるグラフのサンプル
- アナリティクスから取得するデータの格納場所
- ピボットテーブルと累計、移動年計の計算表
- Zチャート作成用シート
- googleアナリティクスAPIの指標とディメンションの一覧
- フィルタ演算子の一覧と参考サイト
サンプルデータ→【GAレポートテンプレ】Zチャート
(使い方の細かい事はシートにも書いてあります。)
テンプレ活用5ステップ(そのまま使う場合)
- googleスプレッドシートのメニューからgoogleアナリティクスのアドオンを取得する。
- テンプレートを開く。
- 一番ん左のシートにある「View (Profile) ID / ids」に、計測したいアナリティクスの「ビューID」を記入
- 上部メニューから「アドオン>Google Analytics>Run report」をクリックしてデータを取得
- サンプルを参考にグラフをちょちょっと作る
アドオン?
googleスプレッドシートとアナリティクスの連結方法からわからない方はこちらご参考に。
Googleアナリティクスの面倒なレポート作成をGoogleスプレッドシートで解消!(WEB担)